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晴れときどき 宮尾節子


宮尾のブログ talk to who?               
by sechanco
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飲む観世音+いち

飲む観世音+いち_a0082132_2339525.jpg
お正月は、お天気もよくて穏やかな三が日がありがたかったです。大晦日から元旦は、義母のうちですごし。元旦の夜から熱が出て、二日目は寝正月。三日目は、お呼ばれでお正月料理をいただきました。お屠蘇もきれいなお盃に、三度に分けて注いでもらい、なんだかドラマで見るような正しいお正月を味わいました。(屠蘇の「屠」という物凄い文字がお正月にあるというのも、身が引き締まる思いですねとか言いながら…。)
飲む観世音+いち_a0082132_23401151.jpg

それから、つぎは、友だちの家の陽のあたった縁側での、ぐっと庶民的なお正月です。いただきものの、お酒「KANZEON」を持っていって、友だちと飲みました。「南無観世音」じゃなくて、「飲む観世音」だねとわらいながら、お日さまと一緒に頂いた清酒は、きれいな味がしました。

毎年、NHKの紅白歌合戦で歌われる歌を聞いて、新しい年の世相を占う義母の「歌占い」が面白いです。占いというより、人々の動向・流行を読み取るという感じですね。「なぜ歌手の歌を聞いてなの?」と尋ねると。彼女曰く、「歌詞というのは、先(未来)を夢見たものだからよ」とのこと。

「なるほど」の一理。

ひと通り歌が終わって、「さて、来年はどうでしょう?」と尋ねると「らいねんは、皆の心がやさしいものやあたたかいものを求めて、穏やかな年になるだろうね」と言いました。

その来年になりました。ママの歌占いがどうぞ、叶いますように。



【+いち】

新刊詩集・恋文病に、さまざまな方から書評を頂いております。
ありがとうございます。(*以下は手前味噌な宣伝記事なりますが、ご容赦くださいませ。めったになことないので♪^^)

*『中庭の空』さんに温かい言葉を頂きました。
*『詩はどこにあるか』谷内修三さんに書評を頂きました。
*現代詩手帖年鑑2012では阿部嘉昭さんが丁寧な書評書いてくださいました。

*その他、何人かの詩人の方にも、ツイッター書評をいただきました。ありがとうございます。
【宮尾節子『恋文病』(精巧堂出版)。素晴らしい。ものごとを見つめる力の円熟とことばの巧みさとがこれほど美しくつりあっている詩集に出会うことは稀である。いや、つりあっているというよりも、寄り添いあっているというべきか。また詩集一冊のつくりそのものが、一篇の詩論になっているようだ。】久谷雉 氏

【宮尾節子『恋文病』(精巧堂出版)機知に富んだ短詩から切々たる恋愛詩まで、様々なスタイルの作品群だが、全体を貫くライトモチーフは言葉の変容または変幻だ。すべての言葉が「恋文」になってしまう「病」を歌った表題作は、「春の病気」と「冬のうわ言」の間で揺れる心理がテーマ。詩と恋は同義だ。】山田兼士氏
・・・など。


*北爪満喜氏が新聞の書評に取り上げてくださいました。

*詩と思想の年鑑号のベストセレクションに「中空遊泳」を掲載して頂きました。


だいたい6年か7年おきに詩集を出しています。こんどのも「ドストエフスキーの青空」から6年ぶり。というと小学校卒業するごとに出している感じかも知れない。小学生のくりかえし(笑)。こんどの詩集は色々な方面の方々にと取り上げて頂いて恵まれた詩集になりました。本当にありがとうございました。

でも。何よりうれしかったのは。イトコの千代ちゃんに送ったらたまたま遊びに来ていた妹の愛ちゃんが読んでくれて「わたしも、一冊欲しい」と注文してくれたことや。あまり詩は読まないというTちゃんが「こんどのいいわ、あたしにもわかるわ。もう一冊、友達の分もお願い」と言ってくれたこと。入院中に読んでくださった方が「よかった」とわざわざ伝えにきてくださったりしたことなど──

そういう、ふだんいちばん、世話になったり、仲良くしてもらってる、思っている人たち、恩を返したい人たちに、やっと届けられる詩が書けるようになったことが、なにより嬉しかった事でした。ながいことながいこと、詩を書いて来て、やっと届けたい人に、届ける詩が書けるようになったことがありがたく。支えてくれた家族や友達に深く感謝しています。

こうしてわたしを生きながら──
わたしがわたしであることを生きながら、あなたに届けてとてもうれしい。
あなたを生きるあなたに。


こんなに、いろんな方面の方に、ほめてもらったり、注文を受けたりするのは、はじめてのことです。なんだか、信じられない気がしたりしますが(こっそり、頬をつねったりもしました・笑)。

読んでくださって、本当にありがとうございました。私にとって、書くことと生きることは一つです。書くことのなかで、私の命は宿ります。でも。読んでもらえなければ、言葉に命は宿りません。

ありがとうございます。わたしはほんとに、しあわせものだと思います。
書いてきて、よかったと思います。生きていて、よかったと──。

by sechanco | 2012-01-12 00:37 | 日々
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