気持ちが晴れないときは
花を買ったり、花を摘んだり、してしまうので
部屋のなかが花だらけに、なってしまって
いつの間にか、うれしくなっています。
あちこちで、薔薇の花が咲きほこっています。
道を歩くだけで、薔薇の香りが漂ってくると
しあわせな気持ちになります。
あたりを見回すと庭いっぱいに色とりどりの薔薇。
薔薇がお好きな奥さんがいらっしゃるのかな?
手入れが行き届いています。
じぶんがたのしむことで、ひともたのしめる
そんな暮らしができたら、いいですね。
☆今月のチラシにはいる「青空通信」用のチビ詩です。
畑のおじさんが道を通るひとと立ち話しているときに
すっと抜いて口にくわえた草から、草笛が聴こえて
くるようで・・・こんな詩を書きました。(^^)
初夏(はつなつ)の
初夏の
風にゆれる
道端の
花を摘んで
耳に飾れば。
初夏の
風にゆれる
道端の
草を抜いて
口に咥えた。
少女のように、
少年のように、
風よ風よ
いたずらな初夏の
風よ。
心よ心よ
いたずらな初恋の
心よ。
おじさんおばさん
なのに
じいさんばあさんなのに
初夏の風がさわやかな、よい季節です。日本はほんとうに四季が美しい。
「さむいさむい」が終わって「あついあつい」に変わるまえの
つかのまの心地よい季節です。
涼しい葉かげや木々に咲くきれいな花かげで
よい日々をお過ごしください。
読んでくださって、ありがとうございます。
なにがあっても、あめとおひさまがあれば、「咲く」という仕事をする、花がすきです。ささやかな仕事を、やすまない植物に、いつも静かな力をもらいます。
花がすき。花という「美」に惹かれるのは。それらが、誰にたいしても、公平に存在するからかもしれません。
花は誰にたいしても、花。善悪のように、美は罰さない。
それが、なんだかすごいことの、ように、ときどき、思えるのです。
道ばたの、花ひとつを、見ても。その、ひとのできない
とおとい、仕事をしてるようで♪(^_^)