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5月9日/第41回 69(ロック)の会・代官山 カフェラウンジ UNICE(ユナイス)に、詩の朗読で参加させてもらいました。
「明日戦争がはじまる」「波が」「しあわせには名前がない」「わたしはだいじにする」の4篇を田中一夫さんの演奏するアフガニスタンのラバーブや、カリンバで伴奏して頂いて、読みました。 ありがとうございました! *田中一夫さんプロフィール:1988年よりトルコの民族音楽演奏グループ「ASYA(アッシア)」を主宰しトルコの民謡を中心とした演奏を行う。1993年より詩人,舞踏家,彫刻家,画家等いろいろなジャンルのアーティストとのコラボレーションを展開。2001年「ROSSA(ロッサ)」を結成しライブハウス等で演奏活動を行っている。今回使用する楽器ラバーブはアフガニスタンの民族楽器で25年前にパキスタンのペシャワールで入手。当時はアフガニスタンには入国できず数百万人規模でアフガニスタンからパキスタンへの難民が入国されており戦地を逃れた楽器であった。多くの共鳴弦が張ってあり大変深みのある音色を持つ楽器である。 *「ロックの会」は松田美由紀、岩上安身、小林武史、岩井俊二、マエキタミヤコの各氏を発起人とし3.11以降に集まった日本そして世界を地球を未来に繋げていくためのみんなで環境問題を考える会。今回の詩の朗読はジャーナリストの岩上安身さんのプロデュースです。(集英社インターナショナル・FBより) *「今回のロックの会「IWJ NIGHT」では、第1に、今後、ますます重要な焦点となる中国との関係について、第2に、TPP(とりわけ保険医療問題)、第3に沖縄の基地問題の3つのテーマについて、識者をお招きして、お話しをうかがう機会にしたいと思います。(略) ご登壇いただくのは、1963年中国の山東省栄成市生まれ、日本に留学し、北海道大学で工学博士号を取得。ソフトブレーン株式会社の創業者で、現在は経営コンサルタントや評論家として活動している宋文洲さんです。今後、日本と中国が相互理解のために知っておく必要のあること、現在の中国の長所と短所を含めた実像、そして中国とのつきあい方について、率直なお話をおうかがいします。 第2のテーマ。TPPは社会のありとあらゆる領域に影響を与えることになりますが、その中でも今回はすべての国民に影響を与える保険医療の分野にスポットをあてます。お話をうかがうのは、「TPPを慎重に考える会」や「TPP違憲訴訟」を率いる山田正彦元農水大臣と、北海道がんセンター名誉院長で、内部被曝問題や農薬の健康被害の問題にも詳しい西尾正道さんです。 「肺炎で2週間の入院で200万円請求された」「歯を1本抜くのに下で1000ドル(1ドル120円として約12万円!)、上で1500ドル(約18万円)」「保険料が割高で、4人家族の毎月の医療保険料が2000ドル(約24万円)だった」 日本のような、充実した公的医療保険制度が存在しない米国では、誰もが経験しうる病気や怪我で人生が狂ってしまうことが日常茶飯事となっています。ガンになった人の6割が自己破産を余儀なくされているとか。TPPに入るということは、アメリカのルールを押し付けられることを意味します。アメリカの製薬会社、民間の医療保険会社などは、てぐすねひいて日本の市場開放=公的医療保険制度の解体を待ち望んでいます。 日本の医療・保険分野の市場開放も求められています。医療が営利目的となり、公的な健康保険制度が縮小され、医薬品が製薬会社の儲けのために高値で売買されるようになり、これまでの公的医療保険制度が国民のセーフティネットとして機能しなくなった時、日本はどんな社会になってしまうのか。山田、西尾両氏の見解をうかがいたいと思います。 最後は、沖縄問題と対米関係について、沖縄3区選出で、生活の党と山本太郎となかまたち所属の玉城デニー衆議院議員をお呼びして、お話をうかがいます。 玉城議員は、辺野古移設問題について米議会軍事委員らと協議をするため、4月20日から23日の日程で米国を単独で訪問。沖縄県の翁長雄志知事から託された辺野古移設反対を訴える書簡を、米議会関係者に手渡したといいます。」(岩上安身さんのご案内より引用) そして、オープニングと、それぞれのパートのお話の合間、エンディングに詩を朗読しました。田中一夫さんによるアフガニスタンの楽器の演奏を伴奏にして頂き、バックには様々な写真などが流れました。「ジャーナリズムの言葉と、詩の言葉と、戦場にされてしまった国の音楽とのコラボ」(岩上さんの言葉)たいへん濃い内容の学ぶことの多いイベントとなりました。 超満員となった会場、たいへん深刻なお話が続き、わたしができることは、一生懸命じぶんの詩を読む事だな…とちょっと力が入り過ぎたのか来ていた友人に「ちょっと情感入り過ぎ」とあとで、駄目だしが…(笑/恥)しつれいしました。(*^^* ) 宋文洲さんに「これだよ、この詩グッドだよ!」と詩を(「ほんとうに、哀しいのです」宮尾節子アンソロジー、のフレーズ)褒めてもらって、トークの中でも紹介してもらえたのが、何よりうれしかったです!宋さんのファンなので^^。目の前で立ててくれた、宋さんの力強い親指マークを忘れません♪ 『パプーシャの黒い瞳』で印象に残ったシーンのひとつに。時の政府から「定住化政策」の命令書が出されそれを読み上げるイェジに「俺達の言葉でわかるように言ってくれ」とジプシーの男達が抗議するシーンがあります。「馬車で旅してはいけない。子どもは学校に行かねばならない。全員が職につくこと…」と彼は「彼らの言葉」に訳します。 『森は生きている』というわたしの好きな童話にも。森の動物の話を聞いたという「ままむすめ」の話に「じゃあ、俺達のことばで話すのかい」と兵士が尋ねる場面があります。すると、ままむすめは「あたしたちのことばでよ!」と答えます。むすめのことばと兵士のことば。ふたつの言葉が向き合う、わたしはこのシーンもとても印象に残りました。 『パプーシャの黒い瞳』『森は生きている』ともに出てくる。「わたしたちのことば・おれたちのことば」これは我われの書く詩のことばにも通じるものではないかと、深く考えこみました。排除されまいとする「わたしたちの言葉」は個の言葉です。今回法律の改正案でも「個人」が「人」に変わりました。 「憲法改正案」ここにも関わる問題かもしれません。それは少しおくとしても。わたしはしかし、「私たちの言葉」「俺たちの言葉」というとき、その訴えにどれほどの「私たち・俺たち」の「命や暮らし」を取り込めているか。あるいは排除しているか。…それを詩も、もう一度考えねばならないのではないかと、思うのでした。 というのは。詩が「わたしたちの言葉」といってやはり外を排除する存在であれば、排除するという同じ理由でわたしたちも当然、排除されて然るべきという矛盾に、直面せねばなりません。「わたしたち・おれたち」という存在の実体やキャパ、あるいは存在への愛の内実が問われ、試されているのかもしれません。 「パプーシャの黒い瞳」はそういう問題もはらんでしまっていると思いました。そしてパプーシャは外の世界(ガジョ)と内の世界(ジプシー)の二つの世界をつなごうとして破綻した姿だったのではないでしょうか。「わたしたちの言葉」とは何か。詩にもつきつけられる映画だったとわたしは思いました。 俺たちのことば・私たちのことば」それは。先日の「ロックの会」で取りあげられた沖縄「辺野古の問題」にも通じることではないか・・・と思うのでした。「俺たち・私たち」に「わたし」は入っていますか?それが、問われているのでは。わたしの入らないわたしたちはあり得ないとわたしは思います。 ロックの会で、人懐こい笑顔の宋さんのお話を聞いていて、中国の脅威を感じることはありませんでした(笑)。宋さんは「ひとりひとりは、みんないい人なんだ」(中国人も日本人も、右翼も左翼も…)と言われました。同感でした。巨きな組織や法律やの中できっと、わたしたちは、わたしをなくすのでしょう。 *** *ちなみに、宋さんのこれだよ!と気に入っていいね!ポーズをしてくれた詩のフレーズは以下です。 国とは誰か。 国とは人のことである。 人とは誰か。 人とは私のことである。 ──「ほんとうに、哀しいのです」/詩集『宮尾節子アンソロジー 明日戦争がはじまる』より。 *わたしが宋さんのファンになりメルマガまで取る事になるきっかけも、実はまた詩のことからでした。詩人達があまりにも出費が多い。身銭を切って高額な詩集を出版し、それが本屋さんにも置いてもらうことがないし、ひとにもほとんど読まれることがない。あまりにも報われない。そして続けるためには、実際、お金持ちにしかやっていけない、お金がないとまわせていけない状況がここ、詩の世界にもありました。この理不尽な状況に、何か手だてはないものかと。そして、わたしたち詩人にも問題はないのかと、いろいろ考えをめぐらせているうちに。初めてビジネスの本に手を伸ばし、読み始めたのがきっかけでした。結構目からうろこの連続でした。ビジネスの世界(もしかしたら詩人のもっとも嫌う…)もまた人を知り、人の心を知る世界。なら根底は、詩の世界と繋がっているはずだ。そんな思いでした。そのなかで、とても人間味のある素晴らしい人々(もしかしたら詩人よりもっと/笑)を知ることができました。そして、言葉を含めとても魅力的な存在のひとりだったのが、宋さんでした。 「わからなくてもいい」「よまれなくてもいい」……その「わたしたちの言葉」を大切に守ることにかける心意気も非常に尊いのですが。そうやって、排除されているように、見せて。じつは、「わたしたちの言葉」が人を排除していなかったのか。。そういう自問自答もありました。 そのように、詩のほうから伸ばして行った手に、向こうのほうからも手を差し出してもらったようで。宋さんの「これだよ、この詩グッドだよ!」の言葉は、とてもうれしかったのでした。 *たくさんの学びのある濃い内容の会でした、ジャーナリズムという現場を生きる「俺たちのことば」に、お花畑と揶揄されるポエムの「私たちのことば」を混ぜてくだっさった岩上さんの、勇気に感謝します。そして忙しく立ち働き、陰で細やかにご配慮くださってIWJのスタッフのみなさんかたに、心より感謝を。ありがとうございました! *2015/05/09 第41回 69(ロック)の会 〜IWJ NIGHT〜(動画) ☆こちらの試聴版で朗読してるところが少しご覧いただけます。↓ ☆ダイジェスト版です。
by sechanco
| 2015-05-11 00:23
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