晴れときどき 宮尾節子


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7月9日②「人間関数――トルタオーディオブック」北千住BUoYにて。


両国のポエケットの会場を出て、連詩組の仲間とちょっとお茶などして歓談してから、猛暑の東京の街を、ゴロゴロと大荷物を転がしながら、北千住へ。夕方からは北千住のアートスペースB0uY(ブイ)「人間関数――トルタオーディオブック」出演しました。
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*BUoYまでの道順*
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北千住の街並みがこれまたよくて
お赤飯や草餅や惣菜など店主の手作り感満載の、古い個人店のならぶ商店街や
小洒落た古民家風カフェがあったり
なかなか味わい深い。
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見上げれば、ぼうぼうと草ツルに囲まれた民家。そのツルになっている実は、なんと!南の島のトロピカルフルーツ
わたしの大好物のパッションフルーツではないですか。
南の島でなくても育つのですね!とびっくり。どんな町だ北千住は。
パッションは情熱ではなくて受難のパッション
なのも、このみです。
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*BUoYについてはこちらをどうぞ↓*


20年前のボウリング場と銭湯跡が、アートスペースとして生まれ変わる。そのプレイベントとして、詩人や歌人や歌手、舞台俳優さんと数人が、暗い廃墟状態である会場のさまざまな場所を、小さなライトもって回遊しながら朗読する。そして観客も同じように回遊しながら、好きなところに行って朗読を聴く。お化け屋敷のなかを回りながら、ところどころに潜んだお化けが詩の朗読をするのを聞きと言ったところかな。^^なかなかスリリングでした。
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*会場風景↑わたむしさん画像*

司法試験のように難しい笑、細々と指示の明記した台本についていけるか心配でしたが。暗闇は心の暗闇にも優しいのか、いろんな躊躇が吹き飛んで。墨に墨を溶かすように、言葉を吐き出し続け。無我夢中の2時間近くが、あっという間の、5分位に感じたのが、今だに不思議でなりません。
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トルタの河野聡子さんがバケツからぶちまけた「言葉のカード」が会場内に散乱していました。その一枚、一枚のおみくじのようなフレーズがなかなか秀逸でした。何枚かお土産にもらって帰りました。
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物販コーナーの詩集にも、お客さんの誰かがその言葉カードを置いていて、それがなかなか鮮やかな仕事でした。
たとえば『恋文病』には「貸して」のカード。『かぐや姫の開封』には「そういえばさ、斧、知らない?」
『ドストエフスキーの青空』には「どすけん。」うまい!と思わずにやり。

後で、トルタの河野さんが、こういう決まりごとのない自由に動けるイベントでいちばん面白いのは
意外なことをしてくれる「観客の行動」だと。なるほどなあ。。と思いました。

最初、はじまって地下の浴場に降りていくと、私の座って朗読するはずの椅子に、お客さんがちょこんと座っていました。それ、わたしの椅子なんですが。。おお、どうしたものかと、困って立ち竦んでしまったところから、台本は消えました…そして腹が据わった。後は、暗がりのなかで耳をすませて、変わりばんこで朗読することになっている、歌人の中島裕介さんが、遠くの柱の陰で3回又は2回、彼の短歌を朗読する声だけを頼りに。鳥のさえずりの合間に、呟くような喚くような、詩の言葉を吐き続けました。何か目立つものをつけることと指示があったので、ちょっと印をいれた、当日の私の衣装♪↓
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椅子に座ったり、歩き回ったりしてわたしが朗読した詩集は、2001年に発行した『妖精戦争』から。「あきら」(緘黙症の男の子の詩)「クレヨンのlilac」(苛めで自殺した少年の詩)「限りなくイエスに近づく」(「イエスにキスをするユダ」の素描にインスパイアされた詩)あと「夢の島」などを小分けにして読みました。

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*2001年に飯能の小さな印刷屋さんで作った・私家版詩集
『妖精戦争 INNOCENT WAR』(タイトル詩は
オウム真理教についてのもの)
*定価より高くして笑(残部僅少のため)販売したのですが
おかげさまでポエケット会場で完売しました。
ありがとうございました!
開けるたびに未だにヒリヒリと胸が痛む詩集です。
最後に出演者全員が輪になって順番に朗読するシーンで

わたしが朗読した詩「ことばを殺せ」です。↓
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演じるほうも、観るほうも、何が起こるかわからないスリリングなリーディングイベントでした。トルタはいつも刺激的なポエジーに挑戦する、前から注目していた詩人たちのグループなので、今回わたしも混ぜてもらえてラッキーでした。

今回も誰にも定位置のない回遊するリーディングでした。どこへ行ってもいい、どこを見てもいい、何を感じてもいい、誰を聞いてもいい、そして、どこも見なくてもいい、何も感じなくてもいい、誰も聞かなくてもいい…そんな開かれ方の連鎖が、トルタの持ち味な気がします。一つを自由にすることで、次つぎ自由の幅が広がり、底が抜けていく。そんな一見、突き放したような、開放系のトルタのスタイルが好きなのかもしれません。

トルタはクールなのですが、底に流れるものはとてつもなく、ホットに感じる。今回の床に惜しげもなくバシャバシャ、ばらまかれた言葉のカードを見ていてもそうですが、靴で踏まれることは当然想定されている。高踏派ということばがあり、高みを踏むと書きますが、わたしは意味より、その言葉のみを気に入っています。みなが高みに向かって羽ばたこうとしているとき、その高みをすでに踏んでるやつがいる…なんて、なんだか叶わない気がして。うれしくなります。トルタの仕事にも、そんなところがあるような気がします。クールなのかホットなのか、不真面目なのか真面目なのか、成功なのか失敗なのか笑、分別不能なところが。そこが毎回たのしい。

詩人たちが後生大事にする言葉を、みんながどんどん土足で踏んでいき、舞台が終わってから床をみると、靴跡だらけのカードの言葉たちが(これまたカッコイイ言葉なのですが)、汚れて一面に散らばっていて。何とも痛快でした。

きっと、抑圧されたキリシタンの時代でも、踏み絵を前にした信者たちに「踏んだらいいじゃん」とほんとの神様は(あるいはトルタなら♪)言ったはず。その声がクールなのかホットなのか、はたまたユーモアなのか。誰にもわからない。そんなグループがトルタ・バーバルユニットです。

今回は、演劇の方や、歌手の方、短歌の方、とさまざまなジャンルの方とご一緒できてたのしかったです。そして、猛暑の毎日、会場設営に尽力してくださった、ドラマトゥルクの吉田さんはじめ制作スタッフのみなさんも、たいへんおつかれさまでした。



当日も、猛暑日で。エアコンのない会場でお客さんも、きっと大変な思いをされたことでしょう。それでも、お運びくださって、うれしかったです。

ほんとに、ありがとうございました!

イベントの詳細や感想などはこちらにまとめられています。
↓よかったら、どうぞ。


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打ち合わせに参加した
仲間(一部)と。

*たのしかった!











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by sechanco | 2017-07-21 00:36 | 詩関連
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