いつもの散歩道を犬が引くので一本それた。すると目の端っこに違和感があった。ふだんと違うものが一瞬見えたのだ。普段の見慣れた景色に、風呂敷一枚分の変な動きが混ざった。それをわたしは錯覚とおもわない質だ。「のっしのし・ゆっさゆさ」と今一瞬見えたものを口に出して、それからその動きをちょっと体で真似してみたりする。すると。ぴんときた――。
それから、犬に言った(他に言う相手もいない散歩道)「ダチョウだ!」
あり得ない。いつもの散歩道をいっぽんそれただけの普通の民家にダチョウがいるなんてあり得ない。
でも、その動きを追ってひとつ角をまがると、ほんとうに駝鳥がいた。普通の農家に
なんとニワトリを飼うようにダチョウを飼っていた。おおきな駝鳥をおまけに2羽も。
素晴らしい駝鳥だった。わたしたちは見つめ合った。「こんにちは」「コンニチハ」
茶色いガラスのような駝鳥の目はとてもきれいだった。
ぽとんと落とした糞は大きかった――。
「ダチョウがいたよ。」というと「まさか」(またか?)と家族に一笑されたが。
こんどはデジカメで証拠写真をお見せしましょう。
「見つけの天才」とは、昔から言われている。ここだけで明かす、コツは文体だ。日常の文体の綻びからそれらはいつでも現れる。そのためには、日々の文体をていねいに退屈しなければならない(笑)。
そして、日々は「隠れんぼ」だという遊び心と。いや鬼ごころか・・・(^_^)/~~
やっほー。写真が載せられないと・・・と醒めていたブログごころが。なんと、ネーム・カード取得だけで、画像容量枠が3倍近く増えました。おまけに無料で(涙)
写真を楽しんでくれた方(ありがとう)、カムバックできそうですよ。たのしみにしててね。