晴れときどき 宮尾節子


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by sechanco
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カテゴリ:詩関連( 42 )


乳の流れる歌

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乳の流れる歌
        宮尾節子

「雌ラクダをなだめる習慣」、ユネスコ無形文化遺産に登録
11月30日~12月4日にかけて、ナミビアのウィントフックでユネスコ無形文化遺産保護条約第10回政府間委員会会議が行われた。会議でモンゴルの「雌ラクダをなだめる習慣」が賛成され、緊急に保護する必要がある無形文化遺産に登録された。「雌ラクダをなだめる習慣」とは。子ラクダを拒絶した雌ラクダは、草も食べず水も飲まなくなって、毛並みも悪くなり、群れから離れて一頭で遠くを見て、時々ふり返っては鳴くようになる。そんな時、遊牧民はラクダの母子の心を通わせるための知恵を働かせ、雌ラクダを子ラクダに慣らすため叙情歌を歌うのである。リンベ(横笛)やモリンホール(馬頭琴)の伴奏で特別な歌を歌うと、母子が感動し心を通わせるようになる。この歌の内容は、栄養たっぷりの乳を飲むために生まれてきた可愛い子ラクダを、どうして拒絶するのか。朝起きると唇をぴくぴくさせて待っている。どうか濃い乳を飲ませてやって「フース、フース、フース」、「フース、フース、フース」などと、3、4番まで歌うと、雌ラクダの目から涙がこぼれて子ラクダに乳をやるようになるのである。(FBモンゴル通信より)




「どうか濃い乳を飲ませてやって」「フース、フース、フース」と
3、4番まで歌うと

母ラクダの目から涙がこぼれ、子ラクダに乳をやるのである

育児放棄したラクダの母と子に
こころ通わせるために、歌われる叙情歌

ホー、ソーソー、ソーソーソー(わたしにはそのように聞こえる)
だがしかし・・・

はじめて
乳が出るときのズキンとした痛みをわたしの胸は
覚えている

あのラクダの母親の涙は
母と子のこころが通った、涙ではない。

あれは自分のからだの中の血が、乳に変わるときの
痛みに、こぼれた涙だ。

閉ざされた自分が
開こうとする自分の未知の力に、敗れたときに疾る・・・痛み
それは、

ちのみごがいて
ちのははがいる

ホー、ソー、ソー、ソーソーソー、
見よ。
わたしたちのからだもまた
血が流れる、
戦場なのだ。

怒りがあり、憎しみがあり
決壊を待つ、沸騰がある。
ちのみごがいて
ちのははがいる

ホー、ソー、ソー、ソーソーソー、
血を流すのではない
わたしを敵に明け渡すのではなく
わたしをわたしに明け渡す
つぎの命を育てる
乳を流す

赤い血が、赤味を漉して、白い乳に変容したときの
身の内にも戦いがある

血と血の、戦いを戦うな
血を流す人と人の、血を流す国と国の
こころ通わせるために、歌も言葉もあるのだと

ホー、ソー、ソー、ソーソーソー、
傷口から噴き出す
怒りの血を
傷口にあてがわれた唇に
ホー、ソー、ソー、ソーソーソー、
注いで憎しみを育てるわけにはいかないと
血はみずからに敗れて
血を乳に変えるために。

血は泣くのだ、赤いまま流れることをこらえて
父母が流した血と
赤い同じ血を、血は流れたくて

血は泣くのだ、まだ終わっていない、怒りを
まだ終わっていない、悲しみを

血は泣くのだ
こどものように、痛くてなくのだ
母になる前に

ちは
なみだをこぼして
ちちになる

険しい峠をこえるように
じぶんの赤さをこえて
母になるために

ゆるせないものを
ゆるすために

ちを
いのちにかえるために

血はいちど
あまりのいたみに
その目に
涙をこぼすのだ

白い
乳になるまえに

しを
いのちにかえるために


血の流れる歌から
乳の流れる歌になるために

ホー、ソー、ソー、ソーソーソー
ホー、ソー、ソー、ソーソーソー


*青山スパイラルと前橋フェスティバルで
朗読したものです。
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by sechanco | 2016-08-10 08:07 | 詩関連

Wish for Peace

港区立図書館のヤングアダルト向けブックガイドに『宮尾節子アンソロジー 明日戦争がはじまる』(集英社インターナショナル)が紹介して頂きました。若い方にも読んで頂けるとうれしいです。そう願って作りましたので――。
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by sechanco | 2016-07-18 00:03 | 詩関連

前橋ポエトリーフェスティバル2016にて

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前橋文学館でおこなわれた催し「前橋ポエトリーフェスティバル2016」に出演させていただきました。
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午前中は「マエバシ詩学校〜詩の向かうところ」で詩についてお話しさせて頂きました。なるべく身近なところから詩をとらえていきたいと言うのが私の思いです。ちょうど数日前に「大きな人権、小さな人権」という記事が毎日新聞のサイトに載っていて驚いたものですから、そのことに触れながら
大きな声の力に、小さな声が消されていくことの危惧について、
詩の声について、少し図をつかってビジュアルな形で話しました。
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『明日戦争がはじまる』(思潮社オンデマンド版)の「あとがき」にも書いてあることですが、数学で円周率の3.14…延々とつづく小数点を切り捨て3にすると、出てくる形はもはや円ではなく正6角形になる。小数点以下がわれわれそれぞれの個人の姿、個の声、すなわち詩の声ではないか。

そして「言えなさ」に向かってそれでも「言おうとする」冒険こそが詩の仕事であり、しかしながらどこまで行っても、決して真の値を得ることのできない各自の出す「近似値」こそが「言葉」の真の姿。

すなわち、真の値ではない「近似値」こそが、皮肉にも「真の言葉の姿」ではないかという…日頃のわたしの思いなど話させてもらいました。

しかしながら、同時に「3あっての3以下の数字(3.14........)である」ことも忘れずにいたい。
詩人以外の、一般人にはもはや解読不能なほど難解になってしまった、現代詩の世界にも、わたしなりに物申したつもりです。お互いの存在を忘れずに、大切に思いつつ、「ともに支えあいたい」繋がりあっていきたいと。それが、今必要なことではないだろうかと。。

わたしはどちらかと言うと、いま3のがわに寄っていること、「伝わりやすさ」を選びながら、
標識のように、「あっち」だと、小数点のがわを「指差す」存在でありたいと
じぶんなりの現在の詩の立ち位置をお話ししました。



7月には参院選があります。やはり与党が圧勝するのでしょうか。そのあとは「憲法改正」に進みそうですね。あまり政治のことに詳しくもない私ですが。。自民党の出した「憲法改正草案」には、いくつか気になるところがあります。その中でも、文学に関わるものとして、また個の声を大切に思うひとりの者として、特に気になるひとつを最後にお話ししました。

◯現行憲法第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。
◯憲法改正草案第十三条 全て国民は、人として尊重される。


それは、このように、自民党の「憲法改正草案」では、第13条の現行憲法「すべて国民は個人として尊重される」の「個」が消されて「人」になっていることです。

「本質的には、共同体の拘束からいったん解放された自由な個人を主体とするものだからこそ「人」権なのであった」「今回の憲法改正草案によると、その「個人」を削って「人」になる、これはまさに時代の歴史の逆行ではないか」――『いま、「憲法改正」をどう考えるか』の著者の憲法学者「樋口陽一」さんの言葉を引用させて頂きながら、

日本の人権の歴史、ひいて文学の歴史は、国家権力、村社会、世間というものに取り込まれた、大きな括りから解き放たれた、「個人の獲得の歴史」だったのではないか──それが今は危うい状況にあるように見える――そんな思いなども。

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次は、30人の老若男女の詩人たちに混ざって、朗読をしました。
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「乳の流れる歌」という、ユネスコ無形文化遺産に登録されたモンゴルの「雌ラクダをなだめる習慣」について書いた詩を読みました。歌声や音楽が母親ラクダが乳を出すために…だけ捧げられる、そのことに心打たれて書いたものでした。
素晴らしい詩人たちの集まる、素晴らしい催しものやライブ、朗読シーンばかりでした。心打たれ、学ぶことの多いイベントでした。呼んで頂いて、本当にありがとうございました。
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後日、「上毛新聞」にマエバシ詩学校のことを取り上げていただきました。福田さんの「川田綺音論」も丁寧に深く読み込まれていて、素晴らしかったです。聞かせてもらえて幸いでした。

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by sechanco | 2016-06-11 00:09 | 詩関連

愛が残る。

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愛が残る。
                     宮尾節子
      
子どもだけでは
育てられなかった
愛がなければ。

子を育てるとき
愛も育てた。

花を育てるとき
土も育てたように。

子が離れても
愛は残る。

花のあとに
土が残るように。

いま気づく
この愛が自分の
取り分だと――。

子が離れたとき
残った愛が
試される。

ちゃんと
育ったかと。

育った
子が遠くへ旅立つとき
愛もまた旅立てるかと
子より遠くへ――。


愛について考える。子への愛も、子を育てているだけでなくて、同時に愛を育てていることを。子どもで育てさせてもらった愛が、今は犬猫へ注がれている(笑)。ああそういうことかと。子は離れていっても、愛は残るんだねと。身近なもので、育った愛が。その先を、いよいよ応用編に進むんだと――そんな思いを詩にしました。

こちらのサイトにボツボツ新しい短めの詩をアップしていきます。
ときどき、覗いてやってくださるとうれしいです。↓
☆宮尾の詩のサイト「sino_gono」です!

五月の風にゆれる木々の葉を、五月のオーケストラの舞台のように
よく見とれています。葉っぱの季節は、言葉も吹き出す季節です。
いっぱい詩が書きたくなり、うきうきします。
みなさんも、よい季節をお過ごしくださいね。

また、こちらで文章も書きたいですが。
ツイッターにちょこっとつぶやくぐらいで、なかなか果たせません。
またあれこれと書く日が来るまで、お待ちくださいませ。

*おかげさまで、わたしの詩たちを
タイ語に訳してくださったり、米語に訳してくださる
作業もして頂いております。ありがとうございます。
また形になったら、お知らせします。
よろしくお願い致します。
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by sechanco | 2016-05-12 21:15 | 詩関連

花と前橋ポエトリーフェスティバル2016のお知らせと。

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こちらは、ほとんど良いお天気の連休でした。みなさんも良いお休みがとれましたでしょうか。わたしは近場のお山のイベントに出かけたぐらいで、ほとんど家のなかで過ごしました。
かくことのほか、何もしなかったような。ただ、窓から見える自然の山々や散歩のときに巡り合うたくさんの花たちの
を堪能しておりました。

☆5月14日からはじまるポエトリーフェスティバルに参加させて頂きます。
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詳細はこちらをどうぞ↓
☆前橋ポエトリーフェスティバル☆
☆前橋ポエフェスで5月28日(土)*マエバシ詩学校〜詩の向こうにあるもの
第1時限(10:25〜10:55)を担当させていただきます。
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「仮設のせっちゃん」(仮題)
何か面白い授業をしたいです。朝早いですがいらして下さい♪
☆無料※事前予約を受け付けます。
定員に達し次第締め切らせていただきます。【予約先】
芽部・新井 relaxin.a@blue.plala.or.jp/090-8048-1664にてご予約を。

☆それから「ポエトリーリーディングin 前橋文学館」でみなさんと一緒に朗読もさせていただきます。たくさん詩人さんたちが勢ぞろいして、それぞれ個性的な詩の朗読を披露します。こちらもお楽しみに。
☆盛りだくさんなスケジュールです。
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☆行きたいけど、遠いなあ、という方は安いお宿もあるようですよ。
※宿泊 コンフォートホテル、東横イン、アパホテル、カントリーホテル前橋 概ね5000円前後
ご参考までに。

☆では、萩原朔太郎生誕の地、前橋にてお会いできれば幸いです。
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by sechanco | 2016-05-08 22:13 | 詩関連

ひとつわかること。

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ひとつわかること
                     宮尾節子
詩が
星のようであれば
いいな。
いつも、うつむいてばかりで
なにを書いてるの
せっちゃん
さっぱり、わからないわと
ひるま、からかわれて。

詩が
星のようであれば
いいな。
心が、くらくなったとき
ぽつぽつと明かりがともる
ほら羽を広げた白鳥
カシオペア
乙女に
双子。
せっちゃん
さっぱり、わからないわと
よるも、からかわれても。

せっちゃんは
ひとつわかることがある。
星をみるとき
あなたが、しぜんに
顔をあげること。


GWもそろそろおしまいですね、こちらでは比較的良いお天気が続きました。
わたしはほとんど、家にいて机に向かっています。でも、犬の散歩や
洗濯を干す時、見渡す山々の新緑が素晴らしく、渡ってくる五月の風に
心地よくなっています。

深呼吸すると
からだじゅうに、五月の風が
回遊して、からだそのものが五月の
風の通り道になったみたいで
うれしくなります。

けがもなく、びょうきにもならず、どうぞよい五月を!

もうすぐ始まる、前橋ポエトリーフェスティバルに参加させた
いただきます。詩の学校で講座をしたり朗読したり。
またお知らせしますね。

まずは、よい一日を♪
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by sechanco | 2016-05-07 10:01 | 詩関連

ことばを殺せ。

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ことばを殺せ
                     宮尾節子

なくして、はじめて
知ることが、身にはじまるなら。

平和のためには、戦いの物語が
幸せになるためには、不幸せの
物語がもっと、要るのだろうか。

平和では平和を、語れない。
幸せには幸せが、語れない。

空を渡る鳥のように、自由に。
おのれの、ことばで
おのれが、渡れない
なら
何とことばは、不自由だろう。

もっと死ね、という
生きるために。
もっと殺せ、という
生かすために。

水、ということばを得るために
砂漠へ行く。
いくつもの命を捨てて、
命ということばを手に入れる。

なら、ひとを撃つ前に
ひとの、ことばを撃て。
なら、ひとを殺す前に
ことばを殺せ。


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強い風に大揺れにゆれる葉っぱを見あげていたら。
風と葉っぱの姿に圧倒されて魂が持って行かれるようで
わたしの言葉のゆれもとまらなくなって
しまいました。いくらでも言葉がふきだして
うれしいやら、くるしいやら、ですが。
きっとうれしい。

湧き水そばで見つけてあるクレソンの群生のように
春と秋に
詩がよく採れます。
そして今が春の収穫時です。

芽吹きのときと、紅葉のときが言葉時。
わたしのことばは、葉っぱじゃないかと
よく思います。
自然に囲まれて育った
いなかうまれだからかな。。^^

読んでくださって、ありがとうございます。
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by sechanco | 2016-04-30 09:58 | 詩関連

でも。

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でも
         宮尾節子

社長さんだと
思うといろいろ事情が
わかってくる。

売らなければ
ならないと
売れるものはぶきでもげんぱつでも。
切らなければ
ならないと
営業にさしつかえるしゃいんのくびは。
大事にしなければ
ならないと
お得意さんとのながいおつきあいは。
守らなければ
ならないと
おとなりの会社をてきにまわしても。
わかってくれる
はずだと
社員達のきゅうりょうさえあげれば。
いつかつたわる
はずだと
会社の事を誰よりおもっていることが。

でも。
国が会社なら
給料は社長がはらうはずなのに
社長の給料を社員がはらっています。

国が会社なら
会社でいちばん得をするのは
誰かをみんな嫌というほどわかっています。

社長さんだと
思うとよくわかります。
首相さんだと
思うとやめてほしいです。

国は会社ではない、国民は社員ではない。
国が何かは知らないが、国民はひとです。
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by sechanco | 2016-04-29 13:24 | 詩関連

小さな用事

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広島から義母を迎えてから早7年が過ぎた。嫁姑できれいごとばかりではなかったけれど。心通わせるには通うしかないと。義母のもとに通い続けて、よかった。心が通って。今は両親のもういないわたしには。もう一人の母。大切な家族だ。やれやれと歩いた日もある道を、ハミングしながら歩いてる自分に気づく。いつのまにか行くのが、楽しみになっているのだ!片方だけの努力では、心は通わない。ありがたく思う。感情の橋を越えると、年の功には学ぶことが多い。今年で87になる義母は、小さな用事や残された小さな時を、宝石のようにとても慈しみ、大切に楽しんでいる。

そんな姿を見て、書いた詩です。

どうぞよい一日を♪
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葉っぱの季節は、木々の花の季節。義母の家の近くの林で見つけたアオダモの花。
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by sechanco | 2016-04-26 09:58 | 詩関連

詩の、畑ニ居リマス

悲願非戦
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つぎに詩集が出せる予定は
今のところ、ありません。
詩を書けば詩集にと願ってきましたが。
今はとくにその思いがふっきれ。何だかさばさばした気持ちです。
でも詩書きのサガで詩は書いてしまいます。
自分には現代詩という歴史をしょってる気もないし。
でも、風が吹いたら木の葉が揺れるように。言葉が騒ぐのです。
こころのままに、ことばのままに、書いていきたいと思います。

風のように、どこかで、誰かのこころ揺らせる
詩が書けたら、いいなあと
願っています。

こちらのサイトにぼつぼつ詩を増やしていきます。
おひまなおりにお立ち寄りくださいませ。→
★宮尾の詩畑「しのごの」★
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これは、今日作った詩です。ちょっと気に入ってるかな。写真は、飼い猫が天使の飾りをつかもうとしているところ(笑)。
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by sechanco | 2016-04-10 13:12 | 詩関連