晴れときどき 宮尾節子


宮尾のブログ talk to who?               
by sechanco
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かもさんの 国つくりの図

a0082132_1242854.jpg『さいたま美術展<創発>プロジェクト』という美術系のサイト<*埼玉県内の美術展情報満載です>で、昨年小川町で行われた加茂さんの展覧会のレヴューを書かせてもらいました。よかったらご覧くださいませ。

★加茂孝子展――Real――

展覧会もすばらしかったのですが、昭和初期の*レトロな建物もすてきでした。わたしの町にも、フランクロイドライトの直弟子、遠藤新(えんどうあらた)氏の遺作にあたる貴重な建物が残っています。飯能市が繊維産業で栄えていた当時を偲ぶ文化遺産です。ところが、壊される話が浮上してきて惜しむ人々が嘆いています。文化遺産をたいせつにできる街は、きっとこころも豊かな町になるような気がします。市長さん、遺してください。飯能のゆたかな文化と物が語るゆたかな歴史と人のこころを・・・。
a0082132_12554040.jpg

かたほうでは、こうして生み出し続けているひとがいることは希望です。

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by sechanco | 2011-01-26 13:05 | ミヤオ・リターンズ

ビビとピピ

a0082132_13392068.jpg散歩中に見つけました。宇宙人の親子みたいですね。「ピピッピ?」「ビビビビ・・・・ビ!」(あれなあに?ぱぱ)(ひとさ。おっと、かけだしたらだめだよ!)親子の会話が聞こえてきそうです。そばには、地球語で「止まれ」と。


少し多過ぎたかなと、思い直して、詩集の掲載数を減らしているところです。「ぴぴぴ、ぴぴ」(これが、結構つらぴ・笑)

でも、ベストを尽くして・・・よきものをと
春のお約束に間に合わせんとがんばっています、ぴぴ。
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by sechanco | 2011-01-24 13:54 | ミヤオ・リターンズ

詩族Ⅱ ゼロ・ワン

a0082132_12504120.jpg「ゼロだ。なにもない。」と言い切ったそうだ、吉本隆明が。くわしいことは知らないが(笑)。今の現代詩を指して。気の毒に・・・。ただでさえ、読者の少ない難解な現代詩が。巨匠に「ゼロ」と言われたらお客さんが減るいっぽうではないか、と心配しつつ。

「よく言ってくれた!」と胸のすく者も多いとおもう。わたしもちょっとすいたひとりかな。

しかし、ちょっと待ってと思うヒトがここに現れた。現代詩の大御所である。井坂洋子さんの『嵐の前』を読んだ。ひさしぶりに、豊穣な言葉のうみをめのまえにして、胸がおどった。わくわくした。

わたしは、井坂さんは「見たて」のヒトだと思っている。「見たて」という言葉は、いっとき紛れ込んだ「水石」の会(私が最年少・・・yo)で覚えたことば。石ころの角度をじょうずにとらえて景色にへんかんする、見方のこと。いわば比喩だ。その、ミタテの優れたヒトだと毎回うなる。

たとえば、
「何度スタンプを押しても/かすれる昼の月が(『光る川』)」──なんか、「ほんとにうまいこというなあ」とひざをたたきたたくなる。うまく押せなくて、かすれたスタンプのように見える昼間の月が、もうきっちり押されて成仏した感じだ。「永遠と好取組のような日和である(『バナナ便り』)」ううむ凄い…とか「かみなりと同類の強磁性の板切れ(『マボロシの父の国』)」ノートパソコンのことよ…とか「始まりと終わりがなくとも 間仕切りというものは必要かもしれない(同)」…こんなにクールに死をとらえたヒトがいるだろうか。凍傷と火傷は似ているというが、クールを突き抜けて今回の詩集はやたら「あったかい」のだ。びっくりました、このたびの井坂さんは。

ミタテの達人とはいえ、ばりばり現代詩の綺羅星的なヒトなので、しっぽまで食べるのは大変ではありまして。ミタテが内観に向かうととてもじゃないが、わたしのドレスコードではおっつかない言葉の宴。尊敬しつつご遠慮が続いていましたが、今回はたまげました。おもしろい。それも物凄く。

たぶん、吉本のいうゼロがイチ(1・ワン)を獲得した姿なのではないかとおもう。コンピュータの2進法のように、詩が活発に動き出したのだ。しかし、そのイチとはなにか。現代詩に足りなかったヒトの姿の出現だと、わたしはおもう。

現代詩はどんどん洗練されたが、行き詰まった。そのりゆうを、わたしはとてもかんたんに、かんがえる。インターネットの匿名性と同じだと。いくらうまいこといっても、おまえさんがだれだか(語り主のことよ)、なのらなければ、そのひょうげんは、そとには、ねづかない。

わたくしが何者か名乗らない場所で、ひとは何とでも言える。何様にでもなれる。そういう責任を取らなくていい場所で、うまいこと言ったって、誰がまともに聴くというのだろう。。いや、もっというと、どこのだれべえともわからぬものがなにをいってるかもわからないしろものをえらそうにつきだしても、だれがしんぼうづよくつきあってくれるのだろうか・・・結局そういう空しい場所で行き詰まったのだと思う。詩の洗練(ゼロ)が捨てたものはイチ(ヒト)ではなかったろうか。

申し訳ないけれど、大御所とはいえ井坂さんもゼロの側のヒトだったと思う。イチがゼロを獲得することでバーチャル世界は一般に蔓延するところまできたけれど、ゼロがイチを獲得することで現代詩が、バーチャルが、こんなに「ぬくい」からだをもったのだ。今、虚が実に、着地したと感じた。

そして、まったく逆な方向から、おなじ表現にたどりついた詩人がもうひとりいる事に驚いている。逆からとは、イチ(ヒト)をひたすら生きぬこうとし、たたきつけられ、振り落とされ、ついに追いつめられた果てに離陸する力で、優れたゼロを獲得したひと、それが今井義行である。

沸点と氷点のように、違う位置から同じ「豊穣」を獲得していることにひどく感動している。二人は──物の<象(かたど)りかた>というのだろうか、があちこちで、なんだかそっくりなのだ。そして、二人の共通項はきっとひとつ、死と生をまっこうから捉え、詩を手放さなかった事。

「下からでも、突き抜けることはできる」と言う名言を吐いたのは悪名たかい?ホリエモンだが(わたしは彼が、きらいじゃない)、語弊をおそれずに言うがまさに上からと下からと、井坂と今井、二人のその突き抜け出会った場所に、素晴らしい詩のヒトへの実り・ヒトの詩への実りを感じとり、両者の姿に胸打たれ、恐れ入っている。

今井さんは現在、mixiというSNSでのみ作品を発表しているので一般のひとは読めない。ここのところ、毎日それも日に2編の割で発表がつづいている。凄い事だ。ここに事後承諾ということで、ひとつ引用させてもらいます。ホッチキスで留めた金子詩集を先日しょうかいしたけれど、失職し患い息も絶え絶えの彼には、ホッチキス詩集すら出すのがむつかしい現状かもしれない…。それでも、詩族は詩をかいていきる。いきている。

十勝ヨーグルト
今井義行



白紙に還るばかりではなく
免疫力も身にしたい
兎に角いつもそれからだ
列島地図を見開けば
国土に疎いわたしも知っている

日高山脈 石狩山地 白糟丘陵に囲まれて
十勝平野は勇猛だ
北海道東部に広がる平野──
一部は太平洋にも臨み
酪農がとても盛んで
純粋な生乳が絞られている

白紙に還るばかりではなく
国土に疎いわたしも知っている

免疫力も身にしたい十勝平野には
いま真新しい雪が
降り積もっていることだろうか

踏まれても蹴られても
「認められる」ことではなく
「認めさせる」ことなのだ

大手を広げた 白紙でありたい
雪崩れ込む勢いの生乳から
発酵して生まれた十勝ヨーグルト

グラスになみなみと入れて飲み
打たれ強く成りたい


ひとりは、もうヒトしかない場所に着いた。もうひとりは、もう詩しかない場所に着いた。そして、この二人の詩とは「見たて」である。詩を生かすためのヒトへの見たてで、井坂さんはヒトへ降りた。今井さんはヒトを生かすために、詩に降りたのだ。それもそれらの、より中心にだ。

踏まれても蹴られても
「認められる」ことではなく
「認めさせる」ことなのだ

この踏ん張りが、今井詩のヒトの声だ。たまたま手にしたスーパーで売っている小さな「十勝ヨーグルト」のパックから滋養をもらい、ここまでの人生を見たて、ひろげて行けるのは、詩の勝利だ。詩ならではの。

井坂洋子の『嵐の前』はまだ、じつは、ざっと目を通した段階だ(笑)。が、ぜんぶいい。たとえば、偶然、いまひらいている頁の、

赤ん坊のわたしはどこにもいない
九歳のわたしも
わたしは少しずつわたしをひろげる
それは練習
いなくなることや次の誕生に備え
            ──『マボロシの父の国』より


確かに、とおもう。たしかに、わたしたちは、わたしたちを少しずつなくしながら、でも、狭まっていくのではなく、水の波紋のように、自らを「ひろげながら」、死にむかっていくとしたら。それは、なんて、おだやかで、美しいのだろう。ここに、生まれ落ちた、生の余韻として、日々のひろがりがあり、そのひろがりの波が、しずかに凪いで、やがて治まっていくものとして、死がとらえられるなら、なんて、やすらかなのだろう。

──この詩集には、井坂さんのそういう美しい、そして濃厚な「見たて」に満ちている。『タモ』だって泣けるほど切なく愛おしいし、『バナナ便り』なんか、「ほんとですか、井坂さん」とびっくりするぐらい妖しく(笑)怖い。ほんとうに、全編すばらしい。この詩集は、現代詩の終焉と再生がこめられているとわたしはおもった。井坂洋子『嵐の前』この上質の詩集から、詩と出会えるひとはラッキーだと思います。

さいごに、なんとなく似た景色にであった、二人の詩句(フレーズ)をここに置いて、毎度アバウトな宮尾の朝から一気節(書き)を終わりにします。読んでくださってありがとうございます。


背中なら愛してやってもいい
というふうに椅子は並んでいる
人格などいらない
           ──『海浜通り』井坂洋子



冬のあいだ
なまえなど、要らない
くちびるだけを信仰する
            ──『水際』今井義行




沸点と氷点の出遭い――二人の詩は是非、おさえておくべしと思いますよ。
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by sechanco | 2011-01-11 13:00 | ミヤオ・リターンズ

詩族

a0082132_1145765.jpg詩族」としかいいようのない種族がいるかもしれない。詩をかく生きもの。前足の発達して、後足の未発達な。詩は凄いのに、生きづらい。

金子彰子さんの『裸足』が届いた。彼女も詩族のひとだとおもう。コピー用紙にプリントした、13編の詩がホッチキスで綴じているだけのまさに、裸足でやってきたような詩集である。詩はどれもこれも唸るほど隙がない、秀逸である。小学生でもできそうな、このホッチキス綴じのコピー詩集の中に並ぶ洗練された詩群。その突きつけるようなアンバランスがまさに詩族の性(サガ)ともおもえる。


新春

青空の下で
70の父は雪を割る
外葉をはぎとれば
この年の香気
雪の浮かぶ小川で
着ぶくれの子は声をたてる
母の手は塩粒で光り
行ってしまう日々を
爽やかに保存するため
瓶に沈めて
ひと息ついている
つけたては苦いと
いつものせりふを
柚子と挟んで
醤油をかけ回す


賀状のように、新年の挨拶のそばで、新春の人々の暮らしのみずみずしい絵が浮かぶ、美しい一編だ。


「もうこれよりはと/自らを裁いた/見知らぬ君よ/人とぶつからぬ/その流儀も/命あってこそだったのに」──『君に問う』より

死者への、金子の問いもするどい。



招かれて歩き出した道は
自分のなかにはない
」──『器』より

震撼したフレーズだ。巧みだ。なかなか、こうは書き出せない。これは、彼女の詩族宣言かもしれない。裸足の詩族にエールをおくりたい。

おそらく世間は(詩間も)渡れまい・・・
ホッチキス綴じの祖末だけれど、ほんとうは誰よりも「かっこいい!」この詩集を、こころのなかで上製本に製本しなおして(笑)、しっかり、読むからね。送ってくれてどうもありがとう。

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by sechanco | 2011-01-08 10:45 | ミヤオ・リターンズ

閉店と小さな詩展

a0082132_10425989.jpg
行きつけの喫茶店がひとつ閉店しました。ジャズがかかっていて、おいしい珈琲と、材料に気を配ったあんしんな定食が食べられるお店。食器棚の上には、コルトレーンと浅川マキのLPが飾ってありました。ローランド?というピアノがありました。詩や小説の朗読もありました。ときどきコンサートもやりました。陶芸や絵画、草木染とさまざまな作家さんたちの展覧会もありました。ありがとう。さようなら。お店で使っていた青い切子のグラスをもらいました。一月の空にかざしてみました。綺麗。

小さな 詩展
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by sechanco | 2011-01-06 11:46 | ミヤオ・リターンズ

音の良きかな

a0082132_2313127.jpg
あけましておめでとうございます。お天気が良くていいお正月ですね。

近所の神社で初詣。甘酒をいただきました。おいしかった。

Sさんお手製の、とてもおいしいお雑煮とおせち料理も頂きました。ごちそうさまでした。

そして初夢は今夜見る夢だと、教えてもらいびっくり。この歌を枕の下に敷いて寝るといいのよと、教わった歌をおそすわけ。どうぞ、みなさんも良い初夢を。
a0082132_23191124.jpg

回文になっていますが、漢字で書くと

長き夜の
十の眠りの
皆目覚め
波乗り船の
音の良きかな


覚醒することを歌った仏教の歌でもあるとか・・・
「音の良きかな」のところがすきです。

七福神が乗った船の音のことらしいですが、わたしには悲喜こもごも人々の暮らしの
波がたてる音色が、「良い音だな」と思える境地に達した歌かなと思えて。。(笑)

あいかわらず、めでたいわたしですが
本年もどうぞよろしくお願いします。
春には詩集ができあがります。。どんな一年になりますか。波乗り船の音を、たのしみましょう。

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by sechanco | 2011-01-02 23:35 | ミヤオ・リターンズ