晴れときどき 宮尾節子


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はんたいのさんせい

a0082132_13112582.jpg江川紹子さんがすきだ。いちど東京地裁のそばでお見かけしたときも、とても感じがよかった。著書など読んでいたので、つい声をおかけしてしまった。すると「なあに」という、ごく自然で構えのない向き合い方をしてくださった。なんか信頼できる方とは、こういう方だと空気で感じた。

さて、原発問題である。全面停止か部分的再稼動かで、意見が分かれている。あんな未曾有の事故があった後でも。「再稼動」の動きをするというのは、よっぽどのことがあるのだろう。われわれには計り知ることのできない。江川さんも心配されつつも、再稼動にも一理ある意見を取られている。われわれ一般人より、よっぽど事情の見えるところからの考察ではあると思う。

感情的には、あり得ない。でも、事情的には、あり得なくもない。そういうお家事情があるのだろうか。に違いない、えがわさんがいうのだもの。

ただ、2、3。気になることがある。大多数は原発そく廃炉だが、少数意見を見逃してはいけない。その今や、少数の側となった「再稼動」に、それでも一理はあるよと耳を傾け、少数の代弁者として江川さんが発言しておられるとすれば。

ふと。おもう。しかし、江川さんのような、メジャーな(少なくとも発言が少なからぬ影響をもつ)方が、少数側につくと、世論が大きくひっくりかえってしまう、怖さを引き連れてしまうのではないだろうか。そんな危惧を持った。多くの人間が、今の時代はじぶんが生きることで手いっぱい。精いっぱいだ。なるべく大変なことに関わりたくない。信頼筋のそういう意見もあるのならと、あっという間に世論は元の木阿弥。再稼動一本になるだろう。今まで考えずに従ってきたように、また従うのは楽なことだ。どんでん返しの。それが、こわい。

理念以前の。大きな力が少数に加担すると、思いもよらぬ、歪んだ結果が出てしまいそうな。いわば物理的(あるいは数学的?)不安だ。

わたしなどより、はるかに世界が見えている、ものがわかっている、そしてだいすきな。江川さんの意見に耳を傾けつつも、そんな思いもわいてしまう。杞憂ならいい。


そして、反対派の運動家にも難点がある。たしかに、国のやられるままに頷いてきて、こうなった。なぜ、反対をしなかった。NOの声をあげなかった。運動家といえばまず現状・現行・現体制に「反対」の言あげから始まる。葬式が仏教・普通が保守派なうちの田舎なんかでは、革新政党(野党)のことを「なんでも反対」とひとくちで揶揄していたぐらいだ。やっぱり何とか運動というと「反対」という反旗のイメージがある。それが、こわい。その、「NO」のバネをエネルギーに変換する癖は。

今回でも、せっかく(というかおかげでというか皮肉にも)、原発は怖いと<ものおもわざるものにも、ものおもわせてくれる>結果となった。「うち、原発もういややで!」と友達や「ぼくも、原発反対だ」と連れなどの意外なキャラの(笑)言あげも耳にした。そして、ふだん運動に参加しない人々までもを動かして、原発反対デモや集会などは、会場に入りきらないほどの、ものすごい数の動員数となった。わたしまでも、初デモ参加を経験したのだ。ろくに政治のことも原発のこともわかりもしないのに、である。わからなくても、からだが勝手に動いてしまう現実があった。にんげんがこんなめにあうのは「嫌だ」、という身体からの声があがり、身体からの動きが起きた。

ところが、ところがである。せっかく思いがひとつになったところで、いつもの「反対癖」が出始めた。とわたしなど凡夫には見えた。原発反対派の中でも、分裂が起き始めた。原発国民投票のことや。それから、期間限定稼動を容認するしない。などなど。ちょびっとでも異分子が混ざったら徹底的にやっつける。(そうすると、わたしなどのにわか運動家は、とたんに自信がなくなる。ヘタなことは言うまいと、だんだん口数も減る。)

反対の中に反対が生まれ。その反対のなかにもまた反対が生まれ、せっかく広がった大きな輪が、どんどん小さくなっていくのが、とてもこわい。そして、どんどん分裂して、やがて力をなくすのを。

賛成派や推進派はじっと待っているとしたら、どうだろう。陰で、てをこまねいて。あとは何も言わずに、放っとけばいい、勝手に自然消滅すると。とすれば、「反対」はこわい。結局は、軸とする非道があって、それに抗する反作用で生まれた力だとすると。おのが性癖をそっこく改めねば、その反対癖によって、みずからの身をも滅ぼしそうな気がする。

せっかく、こんなに世論を味方につけた、この時にこそ。反対に「賛成」という。慣れない「肯定のちから」を身に付けてほしいと思う。「反対に賛成」だという。強い肯定のちからだ――

肯定という保守的「型の強さ」で、反対派のつぶれるのを舞台の袖で、手をこまねいて待っている。かれらに抗することのできるのは、分裂を繰り返して弱まっていく「反対のちから」ではなく。かれらよりもっと大きな「反対に賛成」という同じ「肯定のちから」だとわたしはおもう。

そして、ちがうといってほしい。反対するために、反対するのではないと。
わたしたちの「ことなかれをよし」とする、お得意で、懐かしい田舎ごころに。


*よくしりもせず、わかりもせずに、ものいう、わたしは何様かと
 だんだん恥ずかしくなってきました。
(カタカタとかってにうごくこの指がそらおそろしや。。)
  市井の声とお見逃しくださいませ。m(__)m

*相変わらずのイッキ書きです。あとで、ゆっくり反省します。ご寛恕。
 つたない思いを読んでくださって、ありがとうございます。

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by sechanco | 2012-06-21 12:42 | 日々