晴れときどき 宮尾節子


宮尾のブログ talk to who?               
by sechanco
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ニューヨークひとり歩き3(林檎カレンダー)

a0082132_11241974.jpg
さて。目が醒めたらニューヨークの朝。6林檎がわたしに自由になる日です。まずは、女神に挨拶に行くことに決めました。

a0082132_18171045.jpgニューヨーク(マンハッタン)は京都に似ていて碁盤の目のようになっているので。東西南北の通りの名前を覚えれば、だいたい場所の検討がつく。マンハッタンの道路は、南北に走るアベニュー(Avenue、略:Ave)と東西に走るストリート(Street、略:St)に分けることができる。(アベニューは、東から西へ、1st Ave、2nd Ave、…と大きな数字になるが、3rd Aveと5th Aveの間にレキシントンアベニュー(Lexington Ave) 、パークアベニュー(Park Ave)、マディソンアベニュー(Madison Ave)が入るようだ。)

わたしの滞在するアパートからの地下鉄の最寄駅は「Lexington Av.-53 St. 」(レキシントンアベニューの53ストリートという名前。京都で言えば「四条河原町」駅といったところでしょうね。)アパートから10分ほど歩くとこの駅があり、駅に降りずにレキシントン通りを10分ほど北上するとMOMA美術館があり、さらにどこまでも行ったらセントラルパークのそばにたどり着くはずだった。

京都に住んでいたころのアパート名は「マイホームアパート」とかだったけど。NYにはアパートに名前がない、「313」とか「875」とか番号だけである。「どくだみ荘」なんかに比べると。あじもそっけもない、かんじだ。アパートもビルも顔には数字が看板代わりに掲げてある。「626さんですか?」「はい、おたくは816さんですね。」(ひとも、番地の代わりに誕生日で呼び合うとこんな感じかな…とか思った)

アイホンで地図確認をしてみると、こんな感じだった。
a0082132_12171237.jpg

「地球の歩き方」をめくりながら、友だちの作ってくれた朝ご飯を食べてるところ。「塩」がとても美味しくて、サラダの味が引き立った。あまりにおいしい塩なので、帰りに袋に入れて残りの塩を持ち帰ろうとした友だちは、空港で引っかかったそうだ。「白い粉」はあやしかったのだろう(笑)。なめたらわかるのにね♪

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by sechanco | 2012-11-25 15:08 | 日々

NYひとり歩き2(熊・サメ・NY)

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「思いの強さが詩を書かせる」と言ったの先輩詩人の中本道代さん。至言である。「強すぎる思いが空間を曲げてしまうことがある」と言ったのは谷川さんだったかそうでなかったか。のこちらも至言である。オカルトちっくになるので、眉唾で聞いてほしい(笑)が、わたしは何度も、過剰な念の強さが時空を歪めて「普段が消失する」現場に遭遇している。トワイライトゾーンへようこそ。みたいな世界だ。

念の強さ(執着心・恐怖心・猜疑心)自体がすでに意識に変容を持たせてしまって、通常の判断力を失わせているのだろう。ところへ。現実がそれを面白がるかのように、次から次へと符丁合わせをはじめるから、質が悪い。そこで活躍をはじめるのは良識でも常識でもない。膨張した自意識である。まあ、ゆめのなかにはいったような状態。

不思議なことに、事故や災害や旅行やショックなどで住み慣れた日常からその外へ、見たことのない世界へと意識がとつぜん放り出されると。もはやじぶんしか、たよるものがない、げんばで。いっきに自意識が膨張するのではないだろうか。日常から非日常へと、意識の変容がはじまり。恐怖心のつよいものは恐怖の場面が。猜疑心のつよいものは疑ったとおりの事が。信仰心のつよいものは神様や悪魔が。眼の前につぎつぎ現実として、登場し始める(ようにみえる)。

早い話が、作家たちの創作領域へと生身(なまみ)が突入するのだ。なんておもしろい、いや、なんておそろしい。そして、そこには、いわくいいがたい、無意識の官能が隠れていることも見逃せない。「すきでそうしてるんでしょう?」「とんでもない!」では、書くことはお好きでしょう?はい。では、書くネタに詰まったら?作り出すんです。いくら口で否定しても、無意識の官能をからだは察知してしまう。ふでがつまると、からだが、ものがたりを、ひきよせ、つむぎだすのではないだろうか。あるから、かくのではない。かきたいから、あるのだ。(*わたしは、見知らぬ街のNYラガーディア空港で、ぱんぱんにつまった GREGORY アルパカ ローラー28 80L(たぶん)レッドをずりずりと身に引き寄せ、ひとりぼっちで途方に暮れながら──そんなことを考えていた。 )さて。つづけよう。。

                   *
飛行機に他人のチケットで乗り込んでしまったときから、つぎからつぎへと、おもしろいほど、ひどいことがつづく。。まるで悪夢。いや、それとも今までのしあわせな(まあ四捨五入すれば♪)人生がすべて夢だったのかもしれない。。

「たのしんでるんでしょう?」「ばかをいうじゃない!困っているんです。」本当に困ってしまった。
あんなに、念を押して、復唱までして覚えたはずの友達の携帯番号が(*日本のツレに電話したらば「2ケタ少ないよ」とのこと。わたしの頭のことゆわれたような気もしたわい。)不完全だった。どおりで何度かけても、電話の向こうで何やら交換手の方が(なんで出てくるの?)さっぱりわからない異国のことば(あたりまえだ・笑)でまくしたてる。

「+」を長押ししたら繋がるという電話番号の意味もわかっていなかった。「+」は01を「足す(プラス)するのよ」と意訳してしまっていたのでした。ぺけぽん。何度も尋ねるが結局尋ねる意味もわかってもらえず、空港の案内ボーイ君は、窓の外を眺め始めた。(さじをなげられたと解釈)


わがみのうらみつらみがながくなるのでさきへ。頼りになるのは、手帳の住所。友達は留守の場合は、アパートの管理人にカギをもらってくれと連絡をくれていた。そこへ、早い話が行きました。行く事にしました。

ぜいたくは敵だったのですが。地下鉄は断念し、タクシー乗り場へかけつけた。半泣きの、みばはさておき、こころはじゅうはちの、やまとなでしこが、重いスーツケースをずりずり引き摺りながら、をみて。にこやかに、黒人のおおきな、おおきなタクシードライバーが腕をひろげて迎えてくれた。黄色いタクシーなら安全(のはず)。「ここに行ってください」と住所を見せると「おーけー」とみょうに軽い。しかし、乗ったとたんに言葉は少なくなった。

こわくなって、いろいろ知ってる英語を総動員して、話しかける「あの美しい橋は何という橋?」「ごちゃごちゃ、ブルックリン・ブリッジ、ごちゃごちゃ、やー」「日本は暑いけど、こちらはどう?」「ごちゃごちゃ、あついっすねえ、やー」「景気はどう?」「ごちゃごちゃ、まあまあっすねえ、やー」「にじゅっぷんぐらいで、つきますか(友達にきいたもの)」「ごちゃごちゃ、それぐらいっすかねえ、ごちゃごちゃ、やー」

見知らぬ街の、見知らぬ人の、見知らぬ車に、乗せられて、わたしはどこえ、行くのでしょう。おうちは、どんどん遠くなる。目的の場所とは反対のほうこうへどんどん車はすすむし、メーターはどんどんあがっていく(気がした)。あんまり高くは売れないと・・・思うよ。臓器も然り。なんてわけのわかんないことを考えたり(笑)。

あいたいひとにも、あったし。したいことも、だいたいはしたし。「まっいいか」と腹をくくったところで。イエローキャブは止まった。街のどまんなか。ところが、クラクションが鳴り始める。喧嘩が始まりそう。「そんなとこ止めるな、やー」「だまってろ。ふぁっくゆー」みたいな言葉とクラクションのこわにぎやかな応酬のなかで。はらった、メーター分、プラスの(え、トランクの荷物代は別料金なの?)25$が安かったのか高かったのかは、わからへんけど。まあ、いのちはあった(笑)。時計をみると、たしかに、所要時間は20分少々だったが。不安で過ごした妄想時間はいちじかんをゆうに超していた。(妄想モードに真実や事実はへでもない)

それからまた、管理人さんの場所までが、とおりすぎたり、もどったりと、ひとしばい。いや、ひとくろう。でやっと探し当てたら。まあ、当たり前だが英語しか喋れない。そこで、モザイクのような英語を駆使して、やっと電話番号を間違ってしまったこと。連絡がとれないことを、伝えて。そこから友人のいるアパートに電話してもらった。「あら、着いたの?せっちゃん」とやっと聞けた、国のことばのなつかしさ。「地下鉄で、そこからみっつめよ。待ってるわ」・・・

さて。ずりずりごろごろ。こんどは、初地下鉄である。か、階段がいっぱい!エスカレータなんかあらへんえ。NYは旧い街。グレゴリーのキャリーバッグはベルトで背負えるところがスグレモノとツレがゆうからデカいの借りてきたのに。そのベルトの掛け方を習い忘れた(…)。お、重い。20キロはゆうにある。

駅員さんも誰もいない。そこは小さな駅で。「ど、どうやって地下鉄乗るの?」ひとびとはさっさと通り過ぎてホームに入って行く。コインはどこで両替するのだろうと困っていると。「きゃない、へるぷゆう」とNY美人が「いえす、はうどうあいげっと、さぶうえい、ちけっと」「はうろんぐ、あなたにゅーよーくにいるの」「ああ、だいたいいっしゅうかんぐらい、かな」「おうけい、なら、わんういーくつかえる、メトロカードを、ここでかって」「まあ、ありがとう。ごしんせつに。」「ゆあ、うえるかむ」

でメトロカードを買いました。でも、何回やっても、改札をカードが認識しない。ほらね。きたきたと言う感じ。もう変容モードに入っているから(笑)。そこへ、NYイケメンが「貸してごらん」(と、盗られるか!?)と通してくれた。「サンキュウ」と入りかけた途中で、がつん!と、挟まった。


ニューヨークの地下鉄は、日本の動物園の入り口のように斜めの太いバーが一回ずつ回転して、ひとを入場させるようになっている。わたしは入ったが、大きなスーツケースが後に残った。そこでバーがろっくされた。押しても、引っ張っても、びくともしない。前にも後にも行けなくなくなった。立ち往生とはこのことだ。なんぷんかんだろう。なんびょうかんだろう。磔にあったキリストのことが脳裏をよぎったし。うちの猫(もう死んだが)がひとりでニューヨークに来たらこんな感じだろうなあと、猫の気持もわかったりしていた(おまえは死んでよかったかもしれん)。地下鉄の改札のワンゲートを占領したまま。

助けてくれる駅員さんもいない。なんとか自力脱出せねば。まあ、座ろう。と思って、座ったら。なんだ、抜けられた。で地面を赤ん坊のようにハイハイして(赤ちゃんのきもちもついでにわかった)。後ろの荷物のもとに戻りました。やれやれ。

では、気をつけてもういちど。あれ!こんどは。いちど通過したから、メトロカードがエラーを出す。どうすればいいのだろう。切符ではない。一週間分のカードをチャラにする経済はわたしにはない。えーーん。地下鉄に乗れないよーー。つづく。

(*写真は朝日を見ようと友達に連れて行ってもらった散歩道からの「クイーンズボロ・ブリッジ」。イーストリバーをはさんで、マンハッタンのミッドタウンとクイーンズを結ぶ橋。100年以上の歴史がある。)

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by sechanco | 2012-11-07 12:32 | 日々