晴れときどき 宮尾節子


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by sechanco
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誰が、読むの?

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須永紀子さんの発行する詩誌の60号記念特集号に
「*アンケート 『詩の未来、これからの詩』」に
寄稿させてもらったものです。(*2月発行)

「誰が読むの?」宮尾節子

 「え!」と答えに窮して、暫く絶句してしまった。
「あははは。ぜんぜんわからへんわ。ねえ、こんな
ん書いて、誰が読むの?」。書いた詩を見せたときの、
友だちの素直でほがらかな反応にである。
 何だか憑き物が落ちるような気がした。昔のこと
である。現代詩の雑誌に投稿して、入選したり没に
なったりで、一喜一憂してる頃だった。「詩人に…」
と言いかけて、妙に居心地の悪さを感じた。

 「誰に、読んでほしいのだろう?」友だちの問い
かけは、私の胸でしばらく反響をやめなかった。
 「誰に?」「あなたに!」ほんとうは、そう答えた
いはずだ。詩は、いつだって、目の前の人に。では、
詩は今、いったい誰が読んでいるのだろう? だい
たいは同じ詩を書く仲間たちだ。おかげでお互いに
切磋琢磨ができて、詩はどんどん磨かれ「ことばの
つくりもの」として、洗練されてきた。

 しかし──「歌いに行こう」と誘い合っても「聞
きに行こう」とは言わない、「カラオケ」と「詩の現
状」は、ちょっと似てないだろうか。カラオケ店は
歌を歌う場所であっても、歌を聞く場所ではない。
 詩人が「書きたいものを書く」、それは結構なこと
だ。ただその論法に従えば、人は「読みたいものを
読む」ことになる。その自由と気ままさ(と言って
しまおう)が、いつの間にか詩から、読み手を失わ
せてしまったのではないだろうか。

 書きたいものを書く。それは何も間違っていない。
でも。そのまともな選択が、ひとつ、取り落とした
ものがあるような気がする。それが、「読みたいもの
を書く」ではないだろうか──。

 書きたいものから、読みたいものへのシフトチェ
ンジ。「書きたい」と「読みたい」のふたつの欲求を
まずは自ら充足させることが、やがて外の読者へと
つながる新たな詩の道に見えてきたが、どうだろう。

 少なくとも。はじめの友人の質問に、とりあえず
は答えられるのが、進歩だ(笑)。
 「誰が読むの?」
 「私が読むの。私が読みたいものを、書いてるの!」


    *****
何度も、こういう問いかけを反芻しながら、詩に向かっています。
詩を書く友も必要ですが、こういう普通の人の声をあびる環境も
わたしには、詩という酩酊を覚まさせてくれる、大切な場所です。
しの、ことばが、ひとと、いきるために。

    *****

「創刊から三十年、六〇号を出すことができてほっとしています。」「一年の半分くらいは『雨期』の原稿書きと編集に費やしている…」とあとがきに須永さんは書かれています。三十年なかなかの年月です。そして、その半分の年月を須永さんは、詩誌のために、ひとりこつこつと机に向かっているわけです。詩はこのような方の、このような孤独で地味な、祈りのような姿によって、支えられ生き続けているのだと思います。このところ、詩境極まれりの感の須永さんの詩も、静かでつよい光を放っていて美しいです。その詩に向かう姿に、いつも、ちからをもらっています。
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by sechanco | 2013-06-25 07:14

隅田川三景

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わたしは詩を書いています、とたどたどしく説明すると。英語で読めるものはないの?と聞かれて。ありませんと答えると、ザンネンそうな顔をしたジュリー。

お江戸・八百八町をあれ?八百八橋だっけ?と勘違いしそうなほど(笑)、ライトアップされた幾つもの橋をくぐり、みあげながらの、両国から東京湾まで水上バスでの隅田川ナイトクルーズ。

寒いから船は・・・と躊躇する彼女に「わたしのウインドブレーカーを貸すから」と乗せてよかった。間近に迫るスカイツリー、提灯を並べて楽しげな宴会が垣間見える屋形船、そして夜に懸かる虹のような美しい橋の眺めに、二人とも「すばらしい」を連呼。喜んでもらえました。

その船の思い出に。ひとつ小さな詩を作ったけれど、英語にできないのがもどかしく思っていましたら、詩人の友人の水島英己さんと、そのご同僚の方が拙詩を訳してくださいました。

帰国する間際の二人に見せると、大変喜んでもらえました。ありがとうございます。よい記念、よいプレゼントになりました。それぞれの訳をおたのしみください。翻訳もまた、それぞれの方の詩なのだな…と感心しました。

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(水島さん訳)
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(荒井さん訳)

*わたしは英語が苦手なので何となくですが…水島訳はわたしの気持ちを掬ってくださり、荒井訳はわたしの景色を掬いとってくださったような気がします。

「ひといろに(ひとつの色に)」の訳を、水島さんは「影」とされていたのも斬新でした。

*お忙しいときに、わがままを聞いて頂きお二人に、心より感謝です。

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by sechanco | 2013-06-22 07:23 | 日々