晴れときどき 宮尾節子


宮尾のブログ talk to who?               
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日刊ゲンダイ(9.12付)の「このフェイスブックは読ませる」というコーナーで紹介していただきました。ありがとうございます。
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# by sechanco | 2015-09-12 13:35 | 日々

ふるさとのこえ

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事故前と事故後…飯館村
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# by sechanco | 2015-08-28 09:04 | 日々

暑中お見舞い。

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# by sechanco | 2015-08-04 10:01 | 日々

JIP

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# by sechanco | 2015-08-03 09:29

こまつ座『父と暮せば』とアフタートークと

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こまつ座『父と暮せば』のアフタートーク、サイン会。おかげさまで、盛況のうちに終わることができました。ほんとにこまつ座のみなさんは、フレンドリーな方ばかりで、麻矢さんのふわっとしたお人柄がスタッフ全員、座員のかた全員に行き届いている感じで、何ともアットホームな感じで、大きな場所に緊張するわたしを、落ち着かせてくださいました。井上ひさし作品を演じ継ぐことで、あたたかい言葉の魂がみなさん全員に、こまつ座贔屓のお客さんにまで、くまなく行き渡ってるようで。そのまま、やさしく、ふかく、あたたかく、井上作品がみなさんの存在そのものに化身しているような、感慨深い思いがしました。

わたしもあちこちと脱線してしまって、肝心のお話したかったことも、とぎれとぎれとなり、何だか覚束ないトークで自分では反省点がいっぱいありましたが。お芝居のこと、表現のこと、「明日戦争がはじまる」についてのこと、憲法のこと、今の時代についてのこと。そして日頃の思いなど。自分の思いのままの宮尾ワールドを宮尾語で自由に、お喋りさせてていただき、井上さんの笑顔に救われつつ、楽しい時間を過ごさせて頂きました。「よかった」とお声かけくださる方も幾人か居て、ちょっと胸を撫で下ろしました。みなさん、ありがとう、ありました!
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大きな場所での初サイン会も、気恥ずかしいやら、どうなることやら心配やらでしたが。おかげさまで会場は長蛇の列となり、出版社の方が少し多過ぎたかなと心配されていたようでしたが、詩集もすぐに完売となり、二人でびっくりでした。足りなくなってしまった方々には、申し訳ありませんでした。
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こんなにいっぱいサインさせてもらったのは、初めてで。途中で自分の名前の書き順が、分からなくなってしまう始末。忘れられない一日となりました。

これも井上さんや、スタッフの方がたが、こまやかにご配慮くださったおかげ、
「ザ・こまつ座力」のおかげだと思います。井上ひさしの「ことば」と共に生きてこられて、ことばを愛しておられるみなさん。「うちのお客さんたちは、しっかり言葉が入る方達ばかりですよ」と井上さんが自信をもって言われておりましたが。まさに、でした。マイナーな詩集を完売させるなんて、そうそうできることではありません。

こまつ座、というちいさな松のうしろには、やっぱり言葉の大将の井上ひさしという、大きな松がどっしりと根を張り。言葉の松の葉、松の枝をどこまでも、いつまでも、広くのばして、いっているようです。
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今公演の『父と暮せば』演出担当の鵜山仁さんは、こう言葉を寄せられています。「死者の目線を取り込むことができれば、われわれは生きている時間の価値観だけではなく、もっと長いスパンで人間の存在について考えることができます。『父と暮せば』には、被爆者たちの手記からいただいた言葉、つまり被爆者の肉声も含まれている。井上さんの思いも込められています。」──と。

目先のことしか見えなくなった近視眼のわたしたちに「もっと長いスパンで」ものの見方を教えてくれる人びとの存在とは「死んだひとたち」という、発見がここにはあります。

つまりわたしたちを、生かしてくれるのは、死んだひとたちの、声なき声だと──。死者とともに生きてこそ、真の人間の生き方がある。

『父と暮せば』というお芝居は、わたしには「影と光の物語」だと思いました。父(竹造)と娘(美津恵)、希望と絶望がせめぎあい、葛藤し、そして和解する。父と娘、それぞれの胸のなかに去来する「影と光」のものがたりだと。皮肉にもピカという光の化け物に焼尽されて、影だけの世界に重く沈んでしまいそうな場所に、それでもまた新しい光が生まれようとしている。それは、死んだ身体を使って、生き残って悔いる者に、このような声を投げかける。

「そいじゃけえ、おまいはわしによって生かされとる。」「わしの分まで生きてちょんだいよォー!」父、竹造のことばが胸を打ちます。


ここにも「影と光」が見える。あの人が死んで、わたしが生きているのが申し訳ない。「あなたはわたしの変わりに死にました」(影の声)は「おまえはわたしによって生かされとる。生かされている」(光の声)で赦される。免罪される。

戦災も、震災も、そしていじめという人災で苦しむ子どもたちを含め。ここで生き残ったこと、ここで生きていること、その「生」の責め苦に生き地獄の思いをしている人たちがいる。しかし──そのひとたちにも、竹造(*お芝居では辻萬長さんが迫真の演技で、目にもの見せてくれます!)の声は、こう届こうとします。

「生きてる」んじゃない。「生かされている」んだと──。

このことの本当を、全身全霊でひとが了解できたなら、人間はもっと賢くなれる、目が覚める、そして進化するはずだと、思わずにはいられませんでした。

愛くるしい娘(美津恵)役の栗田桃子さん(故蟹江敬三の娘さん!)が「こまつ座の井上麻矢さんから、「私たちは、こうやって作品にかかわっていくことで悲しみを浄化していくんだと思います」と言われました。逃げないで現実ときちんと向き合って、受け入れなくてはいけないんでしょうね。」とおっしゃっています。ラストシーンの夕陽色のライトに照らされた晴れやかなお顔が素敵でした!

こまつ座代表の井上麻矢さんは、この作品を「再生の物語」と名付けておられます。影と光のふたつを、死者と生者のふたりを、ひとつに勁(つよ)く貫いて

「生きてちょんだいよオー!」

再生へのエールが響きます。

★お芝居『父と暮せば』は紀伊國屋サザンシアターにて。
 7月20日まで。「ぜひ、今!」というお芝居です。
★こまつ座『父と暮せば』

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# by sechanco | 2015-07-11 12:52 | 日々

七夕コンサートと燔祭(はんさい)の歌

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吉岡しげ美さんの七夕コンサート『わたしが 一番きれいだったとき ──戦後70年から未来へ詩(うた)いつなぐ──』にご招待いただき行ってきました。素晴らしかったです!吉岡さんの「平和」「生命」への並々ならぬ思いが込められていて、聞く者の胸深くへ届いてきました。
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与謝野晶子や茨木のり子、金子 みすゞさんたちと名(「明日戦争がはじまる」を朗読して頂きました)を連ねさせて頂き、光栄でした。

ゲストには内海桂子さん(漫才師)、羽田澄子さん(記録映画作家)、小林照子さん(美容研究家)、森山叡子(東京純心女子学園理事長)の、各氏が大変だった戦争体験、戦争が終わったときの喜びなど。さまざまな戦争体験を伝えてくださいました。内海師匠のさのさ。東京純心女子のシスターのお話。コーラス隊の「燔祭の歌」歌もお話も朗読も心打たれました。

93歳で現役の内海桂子師匠(ツイッターではしっかり反戦などの物言いをされています)は、楽しい「さのさ」を披露。羽田澄子さんは大連と日本を行ったり来たりの当時の混乱する生々しい様子を。小林さんは「終わらないと思っていた戦争が終わって。終戦はとてもうれしかった、すぐにもんぺからワンピースに着替えた」と女性ならではの感想を。

そして森山叡子さんは、長崎の原爆・空襲で214名の生徒や教職員を失い、自らも被曝した初代・純心女子学園学園長「江角ヤス」のお話。そして近内仁子さんの朗読で『純女学徒隊殉難の記録』より江角ヤスさんの文章が披露されました。東京純心女子学園のコーラス隊による「燔祭(はんさい)の歌」も胸に響き、心奪われました。*「燔祭(はんさい)」とは、ヘブライ語をギリシャ語訳にしたもので、清らかなものを神の生け贄に捧げる儀式に、殉難にあった純心学園の女子学徒たちをなぞらえて、永井隆さんが「燔祭の歌」を作られたとのこと。

演奏はコントラバス・高杉健人、二胡・高山賢人、パーカッション・木川保奈美さんたち若い面々。純心女子コーラス隊の10代から、音楽家たち20代〜30代、そして内海さんの90代と、さまざまな年代の方がたを、まるで「箱船」のように舞台へ乗せて。「戦後70年から未来へ詩(うた)いつなぐ」と題して、吉岡しげ美さんの「生命」「平和」への強い思いが、そして彼女の素晴らしい「歌声」が、愛情が浜離宮朝日ホール満員のお客さんたちの鳴り止まない拍手のもとに、届けられました。すばらしいお仕事でした。

詩を使って、平和への命への幸せへのメッセージを、柔らかに甘やかに歌声で40年近くも発信し続ける女性、吉岡しげ美さんに感激しました。こんなに大切に歌ってもらって詩たちも幸せです。女性も凄いなあ、女性っていいなあと嬉しくなりました。わたしのつたない詩も、ここに参加できて幸せでした。朗読して頂いて、うれしかった。ありがとうございました!
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☆吉岡しげ美さんのサイト

「男は女から、産まれている。産んだ命を、おびやかすことを。止めないなら、もう産まない。」──そうだ、女性のちからが、世界をにぎってるんだ。そんな思いに、身を熱くしながら、帰ってきました。。じょせいのちからは、やわらかであまやかで、そしてしたたかで。じょせいのちからを、あらためて、おもいだすような、晩でした。

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2011・6月に作ったカードです。(*街に出た時スマホで撮ったヴィトンのお店の写真に加工をしたもの♪…その時はあまり、伝わらなかったようですが…^^;)
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# by sechanco | 2015-07-07 08:13 | 詩関連

「折々のことば」92

身体(からだ)と言葉を乖離させない、鷲田清一さんの語り口のファンで、ご本も何冊か読ませてもらっています。その鷲田さんが朝日新聞の「折々のことば」に私の短詩「ポートレート(又は月日)」を採り上げてくださいました。ありがとうございます!
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*この詩は詩集『宮尾節子アンソロジー 明日戦争がはじまる』(集英社インターナショナル)に収録されているものです。詩集は本屋さんでご購入(またはご注文)頂けます。新書サイズで31編の詩がやさしい写真イラストとともに並んでいて、好評です。読んで頂けるとうれしいです♪
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よろしくお願い致します!
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# by sechanco | 2015-07-03 23:35 | 詩関連

うたごえ喫茶の「ともしび」

催しのお声掛けを頂いたときに、その場所の名前を見てびっくりしました。そこには、「うたごえ喫茶 ともしび新宿店」とあったからです。「うたごえ喫茶」・・・なんて懐かしい響きでしょう。
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「うたごえ喫茶って、まだあったの!?」わたしの知り合いに言うと10人が10人同じセリフで答えます。「まだ、あったのです!」うたごえが!あの懐かしい歌集があり(買ってしまいました!)壁にはリクエスト曲ランキングまで貼り出してあります。
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新宿で「64年間」うたごえの「ともしび」を灯し続けてくれていた方々、ともしび歌手の吉田正勝さん、相方の小川邦美子さん、店長&ピアニストの斉藤隆さん、そしてしっかりと店を歌声を愛してサポートしておられる熱気がその佇まいや受け答えから、伝わって来るノリノリスタッフの皆さん。中西たみ子さんのアコーディオン(この音色がなくては始まらないアコーディオン!)に店長さんのピアノ、全員そろってお店を盛り上げています。普段でも並んで待っている人がいるために用意された外の椅子席。

明るい音楽室のような店内。わたしたちには、ひとりではない、みんなで歌う、うたごえが、まだ、あったんです!そのあったかい場所の、うれしさに会場につくなり、わたしは感激していました。うたごえ喫茶、熱い!!

『第4回浪江町の小学校校歌を歌う浪江・福島交流会〜いま、浪江・福島から伝えたいこと・首都圏から知りたいこと』という催しで、浪江出身の歌人の三原由起子さんとの対談ということで、わたしも呼んで頂いたのでした。ありがとうございます。

プログラム第一部の、最初は「浪江まち物語つたえ隊」の八島妃彩(ひさい)さんの紙芝居『見えない雲の下で』このお話は、浪江町の語り部で2012(平成24)年6月に84歳で亡くなった佐々木ヤス子さんが、何が起きたかわからない不安のまま、あちらへこちらへと連れ回される原発事故後の10日間の避難体験をつづった手記を基に作られ紙芝居だそうです。佐々木さんから語り部について教わり、続ける約束をしたという八島妃彩さんの、甘やかで切ない声の語りが方言が真に迫って涙を誘いました。
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わたしは事故当時は、テレビから流れて来る無機的なアナウンサーの声で、現場の様子を聞いていたので、それはある意味遠さを感じるものでした。ところが紙芝居を通して、福島の方言でありのままの姿を語り部さんに伝えられると、事故はぐんと身近に迫ってきて「いったい何があったのか、現地のみなさんは実際どうしていたのか、どのような目に合っていたのか」がまざまざと知らされて身も心も揺すぶられるのでした。ここでも、まさに「表現」というものの力強さを感じました。
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つぎは浪江町出身の、元双葉高校教員・門馬昌子(朝日新聞「プロメテウスの罠」にも登場された)さんのお話「放射能にふるさとを追われて」。きちんとデータを並べてつぶさに現状を伝えてくださいました。感情論だけでなく、きちんとデータを出して冷静に伝えてくれる、こういう方が居なければ信頼は根付きません。
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地元の方のお話によると、門馬さんは事故後に体調を崩されつらい思いをされながら数年前に亡くなられたご主人と共に、40年前から反原発運動を真摯に展開され、村八分になったりしながらもその運動や演劇などの支援活動の手を緩めることがなかったそうです。「あの人たちのおかげで浪江は原発を作らずにすんだ」とのことです。それなのに、結局はこうして避難しなければ、行けなくなったということが、何とも無念だったろうとたいへんお気の毒で胸が詰まりました。



第二部が「表現者として」と題して、浪江町出身で『ふるさとは赤』という歌集を出して話題になった三原由起子さんと、つたないながら震災関連の詩も書いているわたしの対談でした。三原さんに作っていただいたスライドで、詩や短歌、そして浪江町の映像など流しながらお話をしました。
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表現のストレートさで、我々は似たところがあるのかも知れません。打ち合わせのたびに、そうだそうだ、と気が合っていつも話がはずみます。彼女は歳の離れためんこい妹のような感じです。やんちゃな妹がちょっと言い過ぎるところを、まあまあおさえておさえて、という感じで待ったを入れる良い役回りを(年の功で)演じられる、わたしはお得です(笑)。東北出身の彼女と、南国高知出身のわたしが、こうして繋がっているのは、表現だけではなくて、とおくに「ふるさと」という共通項があるからなのでしょう。そしてそれぞれが胸にもつ、この「ふるさと」への思いこそ、被災地の方とつながる大事な架け橋だと思います。

「波が」という詩を彼女が読んでくれたとき「こっちのひとかと」思ってくれたそうで、実はそうでない(テレビを観ていて作った)ことを知って驚いたそうです。震災の詩は、実際体験していない、被災者でないものが書くことに躊躇があります。戦争関連も同じことでしょう。それは懸命な躊躇だと思います。でも、わたしは書いてしまうのです、気がついたら書いている、勝手に動いて書いてしまう、書かずにはいられない、困った書く手があるのです。。

そして、我に返って。いっつも書いたあとで、躊躇して怯えています。そして。何を書いてしまったのか、こわいまま、わからないまま「助かるように、うまくいくように、救われるように」と祈るようにして、発表してしまうのです──。でも読者に、どのようにとられるか、わからない。だから、ごめんなさい、みたいなすくむ気持ちが、いつもこころのそこに、あります。。

              ***
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いやなこと、かなしいことは、忘れたくなる。忘れないと、やってけないこともある。でも、忘れてしまうと都合のいい人もいる、こと。その元気に生きるために、いやなことやかなしいことを忘れようとする、人間の本能を、利用しようとしている者たちがいることも。どうぞ、忘れないでください。

忘れないと悲しくなって、元気がなくなる。元気を出そうとすると、忘れないとやってられない。この両方に、被災地のひとは、引き裂かれ、心も人間関係も、分断されているのではないでしょうか。福島のひとたちの陥ってる問題は、人間の生存本能の問題にも食い込んでいるほど、難解でやっかいだと思います。

元気を出すためには、忘れないといけないか。忘れるということは、しかし風化につながるでしょう。そこで、三原さんと話して、いやもう一つあるはずと思いつきました。「元気で、忘れない」という方法。

「元気で、忘れない」これで行きましょう。

沈黙は
日ごとに解けて
いくように
一人
ひとりと
声を束ねて

 
 ──三原由起子『ふるさとは赤』より


この歌に、「元気で、忘れない」方法が。そして、61年間という年月を幾多の山越え谷越え波乗り越えて、みんなで歌う場を提供してくださっているこの、うたごえ喫茶「ともしび」の灯の中に、ここに集う人びとの歌声の中に、歌う歌の歌詞のなかに。「元気で、忘れない」答えが、たくさんあるのではないでしょうか──二人で、おこったり、わらったり、しながら、そんなお話をさせて頂きました。

そして、表現者は「弱い声」(強い声ならどこにでも聞けますから)を。声なき声を。どこまでも、探しながら見出し、発信して行かなければならないのではないかと、そんな話などを・・・・

聞いてくださって、ありがとうございました!


第三部は 「みんなでうたいましょう」というコーナーで、「うたごえ喫茶」の本舞台です。たくさんいらっしゃっていた浪江の方たちと一緒にプリントが配られた「浪江小学校 校歌」をみんなで合唱しました。
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あおば西の山青く
海風かよう空晴れて
朝日あかるくさす庭に
そびえる そびえる
      浪江小学校

丈六山の花よりも
ほまれをあげた人びとの
あとを学びて年ごとに
のび行く のび行く
      浪江小学校

高瀬の川に若あゆの
おどれる力身にしめて
きたえ進まんほがらかに
かがやく かがやく
      浪江小学校

           (作詞 作山美八 作曲 佐々木俊一)


──この歌の場所に、帰る日は、見えません。

*(浪江小学校は現在は、二本松市の仮校舎に移転しているそうです。)

          ***

みんなの喉があったまってくると。
歌集が渡されて、「では皆さんで歌いましょう、高原列車。赤い歌集の、164頁です!」(「歌集の、何頁!」ああ、懐かしいフレーズだ。京都にいたとき「炎」といううたごえ喫茶の歌集を持っていました♪)大好きな歌です。この歌は福島の歌だと聞いてびっくり。その昔、福島県の川桁駅から出ていた沼尻鉄道という軽便鉄道がモデルだそうです。

ランラララ・・・
高原列車は ラララ 行くよ


高原列車は 元気に 忘れずに ラララ 行こう!

              ***

ゲストのベイビー・ブーの男声合唱グループも、耳心地の良い、声も楽器もぜんぶ歌声(!)で、素晴らしかったです。☆ベイビー・ブー
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*吉田さんの歌声(話し声まで歌声のようで素敵)、盛り上げてくれる店長さんのピアノ、みんなを導く小川さんのリードのうまさ、お人柄の楽しさ、ハートフルなスタッフの方がた、「うたごえ喫茶 ともしび」のあたたかい「灯」にいつまでも浸っていたかったです。お呼び頂いて、こころより感謝です。

だいじょうぶ♪ 
新宿に、ひとの「うたごえ」あり、こころの「ともしび」有り。
ありがとうございました!
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(*お借りした写真(対談)もあります、ありがとうございました。)

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# by sechanco | 2015-06-29 09:56 | 詩関連

こまつ座にて「父と暮らせば」

7月10日 
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★こまつ座公演『父と暮らせば』(*紀伊国屋サザンシアター)
井上ひさし氏の、やさしく深い言葉に感銘を受けるひとりです。
今回井上さんの劇団「こまつ座」の公演「父と暮らせば」
のアフタートークをさせて頂きます。どうぞ、お運びくださいませ。
☆詳細はこちらをクリック!
http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#193 …
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# by sechanco | 2015-06-05 11:57 | 日々

summer time

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暑い週末になりそうです。どうぞ、よい一日を。

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# by sechanco | 2015-05-30 17:38 | 日々

西部公民館で「詩がある暮らし」

a0082132_10391181.jpg調布の西部公民館で詩の講座「詩がある暮らし」を担当させて頂いています。

その1回目が先日終わりました。定員30名の枠を40名に増やしてくださったとかで、たくさんの方がお集りいただき、ありがとうございました。

多くの人々に親しまれている「吉野弘・金子みすゞ・まど・みちお」の3者の詩をご紹介しながら、詩と人とについて、ことばとこころについて、わたしと詩との出合いなど、お話させて頂きました。

いろいろお話することを考えてはいったのですが、その場のみなさんの熱い空気にのって、ほぼライブのように、胸に湧き上るまま、思いつくままを楽しくお話させて頂きました。つたない話を聞いてくださって、ありがとうございました。こんなにリラックスできたのは、居心地がよかったこともあるでしょう。

西部公民館がとてもアットホームな感じで、スタッフの方々の対応がフレンドリーなことに、まず驚きました。公的機関でこんなに事務的でなく「ちゃんと人と触れてる」感じがするのはまれなことでは…とちょっとびっくりでした。人の顔、人の体温が、感じられる。ちゃんと血の通った人間のパーソナルな姿で、こんな公的機関の運営が成り立つのだろうか…と正直心配になったほどです(笑)。

ところが。心配などころかこの春、文部科学省から栄えある「優良公民館表彰」を受賞されていることを、後で知りました。「ああ、日本も捨てたもんじゃない!」と(笑)ほんとうに、うれしくなりました。表彰おめでとうございます!
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公的機関だからといって、規則に縛られ、人間らしさをなくすのではなく、さまざまな規則と人間がともに補い合いながら、生きられる術が模索され。公的な場がなければ、人が集まることができないし。人が集まらなければ公的機関は意味が無い…そのお互いの存在が「場が場として、人が人として」ちゃんと尊重されて、活かされあってる、良い例を見る思いがしました。そしてそのような場所に、詩の話で、呼んでもらえたことに、こころより感謝申し上げます。「2時間が短く感じた…」と受講者の方に言って頂けたことが、うれしかったです。
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公民館の方々、やりとりにいろいろお骨折りくださった担当の川上さん、教室いっぱいにお集り頂いたみなさん、ほんとうにありがとうございます。次回もよろしくお願い致します!

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# by sechanco | 2015-05-23 10:56 | 詩関連

War is Over ! if 26,000,000 want it,

安全保障関連法案・閣議決定前夜の、26,000,000件を
希望の数字として、わたしは忘れない。
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*ふと「明日戦争がはじまる」で検索してみた、結果です。
「War is over if you want it,」
不安の数が、希望の数に転じますように──。
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# by sechanco | 2015-05-14 22:36 | 日々

ロックの会とパプーシャと。

5月9日/第41回 69(ロック)の会・代官山 カフェラウンジ UNICE(ユナイス)に、詩の朗読で参加させてもらいました。
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こちらの楽器は「カリンバ」親指ピアノとも…。
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戦渦を逃れてやって来たアフガニスタンの楽器「ラバーブ」です。
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「明日戦争がはじまる」「波が」「しあわせには名前がない」「わたしはだいじにする」の4篇を田中一夫さんの演奏するアフガニスタンのラバーブや、カリンバで伴奏して頂いて、読みました。
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オーガナイザーの岩上さんと演奏をしてくださった田中さんと。
ありがとうございました!

田中一夫さんプロフィール:1988年よりトルコの民族音楽演奏グループ「ASYA(アッシア)」を主宰しトルコの民謡を中心とした演奏を行う。1993年より詩人,舞踏家,彫刻家,画家等いろいろなジャンルのアーティストとのコラボレーションを展開。2001年「ROSSA(ロッサ)」を結成しライブハウス等で演奏活動を行っている。今回使用する楽器ラバーブはアフガニスタンの民族楽器で25年前にパキスタンのペシャワールで入手。当時はアフガニスタンには入国できず数百万人規模でアフガニスタンからパキスタンへの難民が入国されており戦地を逃れた楽器であった。多くの共鳴弦が張ってあり大変深みのある音色を持つ楽器である。

「ロックの会」は松田美由紀、岩上安身、小林武史、岩井俊二、マエキタミヤコの各氏を発起人とし3.11以降に集まった日本そして世界を地球を未来に繋げていくためのみんなで環境問題を考える会。今回の詩の朗読はジャーナリストの岩上安身さんのプロデュースです。(集英社インターナショナル・FBより)

「今回のロックの会「IWJ NIGHT」では、第1に、今後、ますます重要な焦点となる中国との関係について、第2に、TPP(とりわけ保険医療問題)、第3に沖縄の基地問題の3つのテーマについて、識者をお招きして、お話しをうかがう機会にしたいと思います。(略)

 ご登壇いただくのは、1963年中国の山東省栄成市生まれ、日本に留学し、北海道大学で工学博士号を取得。ソフトブレーン株式会社の創業者で、現在は経営コンサルタントや評論家として活動している宋文洲さんです。今後、日本と中国が相互理解のために知っておく必要のあること、現在の中国の長所と短所を含めた実像、そして中国とのつきあい方について、率直なお話をおうかがいします。

 第2のテーマ。TPPは社会のありとあらゆる領域に影響を与えることになりますが、その中でも今回はすべての国民に影響を与える保険医療の分野にスポットをあてます。お話をうかがうのは、「TPPを慎重に考える会」や「TPP違憲訴訟」を率いる山田正彦元農水大臣と、北海道がんセンター名誉院長で、内部被曝問題や農薬の健康被害の問題にも詳しい西尾正道さんです。

 「肺炎で2週間の入院で200万円請求された」「歯を1本抜くのに下で1000ドル(1ドル120円として約12万円!)、上で1500ドル(約18万円)」「保険料が割高で、4人家族の毎月の医療保険料が2000ドル(約24万円)だった」

 日本のような、充実した公的医療保険制度が存在しない米国では、誰もが経験しうる病気や怪我で人生が狂ってしまうことが日常茶飯事となっています。ガンになった人の6割が自己破産を余儀なくされているとか。TPPに入るということは、アメリカのルールを押し付けられることを意味します。アメリカの製薬会社、民間の医療保険会社などは、てぐすねひいて日本の市場開放=公的医療保険制度の解体を待ち望んでいます。

 日本の医療・保険分野の市場開放も求められています。医療が営利目的となり、公的な健康保険制度が縮小され、医薬品が製薬会社の儲けのために高値で売買されるようになり、これまでの公的医療保険制度が国民のセーフティネットとして機能しなくなった時、日本はどんな社会になってしまうのか。山田、西尾両氏の見解をうかがいたいと思います。

 最後は、沖縄問題と対米関係について、沖縄3区選出で、生活の党と山本太郎となかまたち所属の玉城デニー衆議院議員をお呼びして、お話をうかがいます。

 玉城議員は、辺野古移設問題について米議会軍事委員らと協議をするため、4月20日から23日の日程で米国を単独で訪問。沖縄県の翁長雄志知事から託された辺野古移設反対を訴える書簡を、米議会関係者に手渡したといいます。」
(岩上安身さんのご案内より引用)

そして、オープニングと、それぞれのパートのお話の合間、エンディングに詩を朗読しました。田中一夫さんによるアフガニスタンの楽器の演奏を伴奏にして頂き、バックには様々な写真などが流れました。「ジャーナリズムの言葉と、詩の言葉と、戦場にされてしまった国の音楽とのコラボ」(岩上さんの言葉)たいへん濃い内容の学ぶことの多いイベントとなりました。

超満員となった会場、たいへん深刻なお話が続き、わたしができることは、一生懸命じぶんの詩を読む事だな…とちょっと力が入り過ぎたのか来ていた友人に「ちょっと情感入り過ぎ」とあとで、駄目だしが…(笑/恥)しつれいしました。(*^^* )

宋文洲さんに「これだよ、この詩グッドだよ!」と詩を(「ほんとうに、哀しいのです」宮尾節子アンソロジー、のフレーズ)褒めてもらって、トークの中でも紹介してもらえたのが、何よりうれしかったです!宋さんのファンなので^^。目の前で立ててくれた、宋さんの力強い親指マークを忘れません♪

つづき…
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# by sechanco | 2015-05-11 00:23

ロックの会

松田美由紀さん・マエキタミヤコさん・小林武史さん・岩井俊二さん・岩上安身さんが発起人となって起ち上げられた「69(ロック)の会」に、朗読ゲストで参加させて頂くことになりました。
よろしくお願い致します。→5月9日 ロックの会 
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# by sechanco | 2015-05-07 09:44

国分寺gieeで、よしこさんと

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先日国分寺のgieeというライブハウスで「よしこさんとせっちゃんと」という
ライブを行いました。

よしだよしこさんの弾き語りの歌と、わたしの詩の朗読のコラボです。

友人が前からよしこさんの歌の良さを教えてくださって、
おまけに、どうしてもせっちゃんと会わせたいとのこと

彼女曰く「いくつになっても、ぎこちないところと。
ゆれながら、がんこなところが。似ているとのこと。」(笑)
東京生まれのシンガーの彼女と土佐の高知の山猿が?と
お会いしたなとの願いはありました。

前回、カフェ「中庭ノ空」で初めてお会いできて、なんときれい!で、きよらかなイメージの方そしてその歌声に、すっかり魅了されてしまい。

今回のコラボがとっても楽しみでした。
最初はわたしが田中さんの音楽を伴奏にいただいて詩の朗読。
次によしこさんの弾き語りライブ。
最後によしこさんとわたしの絡みで、お話したり
朗読したり、歌ったりのミックスで楽しみました。
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どの歌もすてきでしたが、「あの娘がほしい」がしばらく鼻歌になってしまった「Sally Ann」これぞ弾き語りの骨頂と思った「高野君の焼き鳥屋」が素晴らしかったです。みんなで盛り上がりました。

ラストはわたしの詩「しあわせには名前がない」を
わたしが先に朗読して、その後でよしこさんが歌ってくださいました。

なんとも贅沢で、幸せな晩でした。
お客さんも満席で、せまいところで長時間おつきあい頂き、
ありがとうございました!

     ***

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このライブで初めてこういう場で「明日戦争がはじまる」を
自分で読みました。いろんな方に読んでいただいたのですが
自分では、何か読めなくなってしまって…いた詩です。

でも音楽の田中さんとの練習のとき、この印象的な楽器に遭遇して、
はじめて自分で読もうと決心できました。読みたくなりました。

田中さんはトルコの民族楽器を弾かれる音楽家で、わたしも
ときどき朗読のときにお願いしている方です。

この楽器は田中さんが「アフガニスタンの民族楽器で25年前にパキスタンのペシャワールで入手。当時はアフガニスタンには入国できず数百万人規模でアフガニスタンからパキスタンへの難民が入国されており戦渦を逃れてきた楽器」だったとのこと。

「多くの共鳴弦が張ってあり大変深みのある音色を持つ楽器」です。
その音色に、その謂れにも、すっかりとりこになりました。

あの「明日戦争がはじまる」という楽器が「戦渦を逃れてきた楽器」によって演奏・伴奏してもらえることが、なんだか不思議な巡り合わせに感じて、ありがたかったです。

「giee」というお店の雰囲気も、お客さんの雰囲気もたいへん熱く温かく
心地よくライブをさせていただきました。感謝です。

よしこさんとも、歌について、詩について、いろいろお話ができて…たのしかったです。
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ありがとうございました。
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# by sechanco | 2015-05-05 13:23

昼の月孝

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平気だよって、じぶんを励ましてるんだね、むいしきのえがおだ、あのつきは、きっと。。
と思ったけど、もうひとつ深めてみた。

平気だよとじぶんに向けると同時に、たいしたことないから気にしなくていいよと
相手にも向けて、赦すサインにもなってるのではないかと

だから、笑ってるうちに、やめてくれとサインを出しているのではないか
しかし、その笑顔がさらに暴力を加速し

暴力を加速されても、もはや笑顔を止めることが、
ぼくは、ぼくと、あなたを、
赦すことしか、できないのだ。
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# by sechanco | 2015-04-26 10:34 | 詩関連

花咲く町へ

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宮尾節子
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# by sechanco | 2015-04-22 10:36 | 日々

5月2日国分寺で、歌と朗読と。

よしだよしこさんと国分寺のgieeというお店で、歌と朗読のライブをやります。
いらしてくださいませ。→☆詳細はこちらを♪
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*4月14日江古田『中庭ノ空』にて、よしだよしこさんがわたしの詩
「しあわせには名前がない」に素敵な曲をつけて歌ってくれました。

よしこさんは凛とした佇まいで、詩を澄んだ歌声にして、届けてくれました。
うれしかったです。^^
*国分寺でも歌ってくれると思います。
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# by sechanco | 2015-04-22 10:15

下北沢トリウッド

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ご案内を頂き、やっと観たかった坂上 香監督の映画「トークバック」と前作の「ライファーズ」を二本見ることができました。HIVポジティブ患者と受刑者たちのダンスや詩の朗読、そしてカミングアウトなどさまざまに胸に迫る「トークバック」。サンクチュアリ(安全な場所・守られた場所)とは何かを突き付ける「ライファーズ(*終身刑の人々のこと)」ともに素晴らしかったです。

この映画たちは他人ごとではない、私たちそれぞれのこころのことでした。「こころとはなにか」それを知るためには2本とも必見の映画です。「いちばん傷ついた者が、いちばん人を傷つける」は持論ですが、まさにその現場を見せてもらったと思える映画でした。そして、その先の物語をも見せてくれる映画でした。

その先とは──そして傷ついた者を、救うのもまた傷ついた者である、そのことを(その希望をも!)まざまざと知らしめてくれます。横柄で心を開かない加害者(殺人者)がついに心を開いて、自分の息子が殺された辛い過去を打ち明け、その時薬物にはまっていてその場に居なかったことの悔いを語り、最後に「俺のせいだ!」と呟いて号泣するシーンは胸を衝かれました。彼もまた子どもの頃のトラウマを背負っているという、被害の連鎖、傷の連鎖。

彼ら彼女らの「俺のせいだ(私のせいだ)!」「俺のせいじゃない(私のせいじゃない)!」という胸のなかに抱え切れないアンビバレンツな葛藤が、救いを求めて薬物に手を出し、怒りのはけ口として犯罪に手を染めるのでしょう。

ふたつの映画を観て、なによりわたしが、驚いたのは。みんながとても温かい人々だったことです。いつ死ぬかわからないエイズ患者たち、シャバに出ることが叶わない終身刑の受刑者たち。荒んだ人々、恐ろしい人々のはずが、みんなたまらなく人間味の溢れた、温かい人々であることに、驚くでしょう。そこに坂上監督のあたたかい人柄や眼差しの作り出した、まさに「サンクチュアリ」が出現しているのです。

素晴らしい映画です。今の時代に必要な映画です。たくさんの方々に観てほしいし、たくさんの学校などでも上映してほしいです。
配給会社を経由せずに、坂上監督が手渡しで上映場所を探して、届けておられるようす。「だいじょうぶですか?」と思わず声をかけたほど、人のよさ、欲のなさ(笑)が心配です。みなさん、上映協力をお願いできればうれしいです。頼まれてもいないのに、こころよりそう思いました。
なぜなら、これはわたしたちだれもが胸に手をあてたところに
ある「こころの映画」だからです。

☆トークバック公式サイト

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# by sechanco | 2015-04-21 10:32

国会で、詩の朗読

先日(4月1日・参議院予算委員会)、国会で福島みずほさんが「明日戦争がはじまる」を朗読してくださったそうで、とても驚きました。国会での、貴重な質疑の限られた時間のなかで、一篇のつたない詩に、光を与えてくださったことに、心より感謝致します。ありがとうございました。

映像を送って頂きました。→☆こちらです。
ここの6:46:40あたりです。ありがとうございます。*読みを時々聞かれるのですが、明日(あした)で、よろしくお願いします。
☆文字の書き起こしは、→*こちらのブログにあります。

この詩「明日戦争がはじまる」の入った詩集は、以下の2冊です。ご案内させていただきます。
☆『宮尾節子アンソロジー 明日戦争がはじまる』(集英社インターナショナル)(*こちらは本屋さんでもお買い求め、あるいはご注文いただけます。)
☆『明日戦争がはじまる』(思潮社オンデマンド)(*こちらはオンデマンド形式で、アマゾンでのご注文のみです。)

☆ただいま『明日戦争がはじまる』(オンデマンド版)がアマゾンにてセール期間中です。通常の半額近い、大変お買い得な値段となっております。ご興味がありましたら、この機会に是非!(注*セールは数日間で終了予定です)↓(画像をクリック)
明日戦争がはじまる
*「石巻ボランティア日詩」や詩への思いなど、じっくり読んで頂ける内容です。エッセイ風の長い詩が多いです。

『宮尾節子アンソロジー明日戦争がはじまる』(集英社インターナショナル)↓(画像をクリック)
宮尾節子アンソロジー 明日戦争がはじまる
*こちらは今までの詩集や未発表詩からの、セレクト版となっております。短詩を多く集めて、コンパクトサイズのこちらも人気詩集です。

*できたら、2冊お求めいただければ、と願います。身の丈のことば、ばかりですが、一生懸命書きました。お読みいただければ、幸いです。宮尾節子拝。

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# by sechanco | 2015-04-10 17:06 | 詩関連