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せんじつ街に出かけたときに、大きなハンカチの木を見つけました。 ハンカチの木には、たくさんのハンカチが咲いていました。 しあわせの「黄色いハンカチ」という映画のシーンを思い出しました。 これは・・・ 真っ白いハンカチが鈴なりでした。とてもきれいでした。 すこしかなしい気持ちになりました。 足もとには何枚ものハンカチが落ちていました。 ともだちが「はい」と言って 一枚ひろってくれました。これがハンカチの木の 白いハンカチの花です。 <素敵な写真と小さな詩>のコラボです。 ★クリックすると、大きく観やすくなります。(*変形御免) 折鶴はじつはうまくできないのです。でも、オリヅルというコトバを聞くと頭にきれいな一羽の折鶴が浮かびあがります。ある時、このわたしの心に浮かんだ折鶴はだれが折ってくれた(ツルの記憶)のだろうと、不思議でありがたい気持ちになりました。祈りという字と折るという字が似ていることも心惹かれました。 写真:游サイトは→くじらのため息 この春があなたにあたたかく 雨つゆがあなたをいためず 良き場所があなたに与えられ・・・ゆっくりと休養がとれ・・・これは新年の挨拶にと書いたものですが。いまこの時に、この気持ちをもういちどと願いをこめて―― 写真:游(レンゲショーマ) かってに白黒にしまして御免。 ちょうどこのぐらいの季節だったでしょうか。ああ、もうちょっと先のツバメが巣をつくるころだったかしら。土地の人が道端で「弱いヒナが巣に残るだんべ」みたいな立ち話をしていたのを、通りすがりに耳にしたとき浮かんだ詩です。そして、ここは横田にも入間にも近い基地のそば。たくさんの飛行機が空を飛び交う飛行機銀座です。ヒナと羽はこんなふうに結びつきました。 写真:游 あまりにきれいな写真であまりにやさしい写真でうっとりしました。そして、のばされた腕が、やさしくなでる手が、おひさまみたいだなあとおもいました。おとなだって、さいごは愛しい人や愛しいものをそっとなでることしかできないのではないかと・・・おもいます。このこどもとおんなじように。そして、おひさまとおんなじように。 写真:みず保みず保さんのフォトブースは→こちら これは写真でなくて、草木染の友だちの作品とのコラボ。彼女のさくら染めは落ちた葉っぱで染めます。 ことばあそびの詩ですが、あら「さくら」のなかには「さようなら」のコトバのきれっぱし(笑)がまじっていて、「さようなら」のなかにも、さくらのコトバのはなびらがちょっと見え隠れしている。。そんなちっちゃな発見の詩です。さくらもさよならも、入学式や卒業式、出会いや別れの季節にぴったりのうれしさとさびしさのまじった、きれいなコトバのお花だなあと。 サクラ染め:春田香歩さくらいろのいえ→こちら この詩のとおりに、ひろった花びらが捨てられなくてすぐ本に挟んでしまいます。えらいことになったりもしますが(笑)。そして、それを忘れていて本を開いて、花びらにであうと、花が咲いてるのか、コトバが咲いてるのか、わからなくなっちゃうのです。なんてネ。(^^) 写真:游ほんとにきれいな赤い椿でしたが、白黒にしちゃって御免です。 これは、この作品だけは詩を先に読んでもらって、写真を撮ってもらいました。しあわせな一枚です。いちばん最初の詩集「くじらの日」に入れた詩ですが、けっこう気に入ってます。最後のフレーズ「君がいるのは ぜいたくだった」の「った」を消して、わたしはその日、うらみつらみの演歌をそつぎょうしたのでした・・・っけ?(笑)。 游ちゃん、みず保さん、いつもすてきな写真をどうもありがとう。さんくすどっとです。 写真からもコトバが生まれるうれしい経験をなんども味わせてもらいました。 さいごまで、読んでくださり、観てくださってありがとうございます。 どうぞ、お元気で良いGWを(^_^)/~
by sechanco
| 2011-05-04 12:25
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