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映画詩集『岡山の娘』 先日ポレポレ座で、詩人でもある福間健二監督の映画『岡山の娘』を観た。詩のような映画には、何度か出合ったことがあるが、映画がまるごと詩集だなと思ったのははじめてだ。写真に詩をつけたり、映像を流しながら朗読したりを飛び越えて、映画一本をまるまる詩集にするとはなんと太っ腹だろう。 福間さんの詩は、一行一行の濃度が非常に高い。とてもシンプルな言葉で世界をつかまえるのが上手だ。ただ意味をではなく、結晶を捉えている感じがする。それが詩の仕事だといわんばかりに…。だからワンフレーズが強くグリップするのに次への意味の繋ぎはうまくたどれない。目では自然にしていることを言葉にすると読者はたちまち躓く。そこが難解だといわれるゆえんだろう。繋ぎを割愛する——それはあの学生運動が盛んだった頃のアジテーションの独特な文体と乱暴さを思い出させたりもする。青春の文体だ。 ここで逃れられない網にかかった人々を、言葉で逃がしてやりたいという詩人のなすべき仕事と愛を感じた。もし。困ったなと思ったら(笑)・・・映画を観るというふだんの席から、詩集を読むというひとつ隣の席に場所をずらすと素晴らしい居心地が見つかるはず。星が降るように、人々の上に詩が降ってくる贅沢な場所が——。 特別出演の詩人・北川透氏が、酒席で主人公の女の子に、「詩を書き続けるためにいちばん必要なものって、何ですか?」と問われて、照れくさそうに腕をぽりぽり掻きながらも「それは、『弱い心』です。」と即答する。北川さんの素朴な演技?が素晴らしかった。このシーンのためにこの映画があるのではないかと思ったぐらい(笑)。 北川氏のことばのように、この映画には「弱くていいんだ」「勝たなくていいんだ」「傷ついていいんだ」という、クールでホットな福間さんから躓く若者への暖かいエールと、『生きることは、生き抜くことじゃない。』(死者・敗者の側からの)現代社会への冷やかなアンチテーゼが込められていると思った。傷つく心への讃歌だ。それにしても福間さんの時間は永遠に青春だなあ——と。挿入される鳩の歌も良かったな。 * 映画のパンフレットを買いそびれて、セリフを正確に引用できないのが 残念ですが。映画は、『殺人なし/セックスなし/花火あり』付け加えれば、 ダンスあり、段差あり(笑)。 詩集を読むように、映画を一本どうぞ。おすすめしたい。 *トークショウでゲスト出演した、三角みづきさんの朗読も迫力があって、良かった。大型があらわれたな、という感じです。痛そうな姿には、つい幸せを願ってしまう私ですが……^^。 おとうさん犬 くれくれとおねだりをしてたら、友達からついに欲しかった「おとうさん犬」が届いた。 うれしいな♪「おとうさん」だけ欲しかったのです。電話もせずに……。そういえば 土佐(犬じゃないよ)のおとうさんは元気かな。スイッチを押すとテープレコーダーのように昔話がはじまる。おとうさん犬よりセリフが長く、ファンが少ない(笑)。 「いいじゃないか、家族なんだから」ぐらい言えれば人気があがるのにね。 おとうさん♪ ちなみに、土佐のおとうさんは103歳。 『生きることは、生き抜くことじゃない。』・・・という詩人のセリフが軽く くつがえされそうな勢いです。わたしのパパでございます。 この親にして――(・・・) ちゃんちゃん。
by sechanco
| 2008-12-01 10:27
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