秋のこえを聞いたとたんに催し物がめじろおし。うまれてはじめて、この耳に名器ストラディバリウスの「ヴィオロンのため息」を入れて震えたこと――別物だね。前から行ってみたかった西武鉄道旧所沢車両工場での所沢ビエンナーレ美術展『引込線』を観にいったこと。銀座で知人の彫刻展で素晴らしい力作に触れられたこと。芸術の秋もはじまったばかり。わたしのだいすきな作家さんや、前から気になっていた作家さんたちに声かけてもらい、ちょこっとコラボもさせてもらったりと、いろいろわたしも端っこで「芸秋」に参加させてもらっています。ありがとう。そんなこんなを思い出しながらぼつぼつ書いてみたい、秋です。
詩の直送便☆ The Miyao Terms 第3号
☆ずいぶん涼しくなりました。涼しいを通り越して今朝など
寒かったですね。その今朝格闘して仕上げたばかりの一遍を
送りますね。おかげさまで、なんとか来年中に詩集出版が
見えて参りました。これからもどうぞよろしくお願いします。
☆鳩の血
宮尾節子
怪我をするたびに
私たちは花の裏側で暮らしていることを知る
傷口から少しだけ花が覗けるから
私たちの花は 赤い
花の常として光りのほうを向いて咲くのだから
あちら側に光りがある
必ずや光りが――
最も美しいルビーは「鳩の血」と呼ばれた
私たちは宝石の裏でもある
☆赤とんぼ(おまけ)
赤とんぼの
赤が熟れてる
草の道
★では、どうぞごきげんよう。
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