このブログの看板娘をそろそろ取り替えようかと思います。ちょこっと冗談のつもりで掲げた写真ですが、最近は「さぎ」だとか、言われたり(笑)。もう出るまいと思っていたはずの、人前にでる機会がちょこちょこ増えてきて、出会った人のリアクションが気の毒になりはじめました(笑)。そして何より、この娘の元で書いていると気分が若くなってしまって(なり過ぎてしまって…)。あとで、鏡を見てときときどき飛び上がりそうになります。あはは。これでは、いつまでも、おのれをしれないので・・・そろそろ模様替えをしようかと思います。(ブログをこんなに長く続けるつもりもなかったのですが・・・)
でも、ずっと置いてると情が移ってしまい、下ろすとなるとちょっとさびしい。いくら昔でも自分の顔だから――。
看板を降ろす前に、少しだけ、この写真の話をします。
この写真ははたちのころに、同志社大学の写真部の人が部の学園祭の展示用にと撮ってくれました。すきかと言えば、じつは、きらいな写真でした。
学園祭のときに、「きみの写真の前にひとだかりがしてたよ」と言われ・・・「え?」といい気になりかけると「男か女か」という話題で盛り上がって・・・とのことでした。がっくりした(笑)写真です。それにく・くらーーい。
そして、それからしばらく行方不明になっていました。数年前に、ある時期一緒に暮らしたことのある女友達が重い病気になり、お見舞いに行ったときに、「ねえ、これ覚えている?」と押入れから出してきてくれたのが、この写真(パネル)でした。
「おー、なつかしい。なんでこれ、あなたが持ってるの?」と聞くと「だって、あなた『要らない、捨てる』っていうから、もらったのよー」とのこと――ひとしきり昔話に華が咲き、結局もらって帰ることになりました・・・
その翌年に、彼女は亡くなりました。だから、彼女の形見のようでもあります・・・。
パネルの裏には、「西田」とマジックで走り書きしてあるから、きっと西田君が撮ってくれたものですね。たしか「インケツ」というニックネームで呼ばれていたような――今は、どこにいるやら、もしかこのブログを見つけて、連絡が入ったら――というたのしみもありましたが。かないませんでした。
で、代わりに何を置こうかなあ・・・と考え中ですが。
以下のふたつの写真のどちらかにしようと思っています。どちらがいいかしら?
ひさびさにコメント欄を一時開放しますので、気が向いたらお返事くださいませね。
その1.
その2.
さよなら、わたし。さよなら、むかし。