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◎<新刊詩集のご案内>
☆『宮尾節子アンソロジー 明日戦争がはじまる』(集英社インターナショナル) ☆『明日戦争がはじまる』(思潮社オンデマンド) ◎『恋文病』¥1800+税 『読んだ人をちょっと大丈夫にしてくれる魔法がありました』──詩集の感想(Uさんより) →☆ご注文はこちらクリック!から☆ ★電話やFAXでの注文もできます。 ・精巧堂印刷所 ・電話 0187-62-2340 ・FAX 0187-63-1583 ☆宮尾の詩集は秋田買い♪よろしく! ☆花のように(動画) ☆アルハルクラすべてを──*詩集より朗読。 ◎★旧刊についてのお問い合わせはこちらに★ ★既刊詩集 ☆ドストエフスキーの青空¥1800 ☆妖精戦争 ↑¥2000(残部僅少) ☆かぐや姫の開封(残部僅少) ↑¥2800 ☆くじらの日(完売) ↑¥1000 *詩集は、詩集名を記入して★こちらへご注文くださいませ。★ ★メールはこちら→sechancono☆gmail.com(☆を@に変えてくださいませ。) ★な ライフログ
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![]() ☆「恋文病」ほか3篇の詩を、明日メルマガ「詩の直送便☆The Miyao Terms 第8号」にてお届けします。どうぞ、よろしく。また、購読者が増えました、わーい。ありがとうございます。目標数の約1/3達成♪ More ■
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by sechanco
| 2009-10-31 10:53
| ミヤオ・リターンズ
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![]() これは、少し前からおつきあいのある秋田の印刷屋さんが出している、薄くて上品でこころのこもったフリーマガジン『375』の1頁。毎回楽しみにしている「tools for handwork 手しごとのためのどうぐたち」の頁です。頁担当の、山下りかさんの作り出す「小物たち」のかわいらしさには、毎回ため息が出ます。 どうして、普段使う小物たちをこんなに愛らしく仕上げることができるのだろうと・・・驚きます。たわしカバーだったり、くるみボタンだったり、普段つかうものたちなのに、可愛いぬいぐるみや赤ちゃんに出会ったときのような感動がある。頁を広げて机の前において、しばらく見惚れてしまう。抱きしめたくなるけれど、抱きしめるには小さすぎたり、お門違いだったりすることに、胸が切なくなってしまう。きっと、森の小人や妖精たちに人が遭遇したときもこんな気持になるのだろうとおもう。なにかしてあげたいような、なにもしてはいけないような・・・そんな清らかなものと人が出合って戸惑った気持ち。 「栗のスプーン」と題された今回の小物の説明は、「・・・いがぐりを手に取ります。まるまると太ったおいしそうな栗は、たいがい取られたあと。大きい空洞のその脇には、押しつぶされて大きくなれなかった栗がいくつか入っていたり。ぺったんこのその栗たちはなんだか愛らしく、なにより見慣れていて親しみを覚えるようなかたち。ここのところに何かがつけば・・・何かをすくうためのようなものとして使えそうです」 「何かをすくうためのようなものとして」・・・なんだかすごいですね。みんなが食べられるところだけ取っていったあとのイガの中に残るあの、育ちきれなかったみそっかすの栗をつかって(すくって…)、「何かをすくうための」スプーンを、こんな可愛らしいスプーンを彼女は作って見せたのです。わたしは、今までこんな愛らしいスプーンを見たことがありません。こんなに素敵に救われた栗の子も――。そして、何よりその経緯を知る前に、物の「見た目のあまりの可愛らしさと懐かしさ」に打たれて、もうなみだがぽろぽろこぼれていたのでした。 *栗スプーンの作り方もていねいに、書いてあります。(栗の頭に5ミリほど切れ込みを入れて、適当な木の枝の先を尖らせて、そこに差し込むそうです。)イガに残った栗の子さがして、こんど真似してみましょう。置き忘れたものを取り戻しに行くように・・・。 山本さんこんな素敵なものを作ってくださってありがとう。この薄い本には、そのほかお米を作ったり、木彫りを作ったり、言葉を編んだり、さまざまな心を込めた手仕事・アートをする人たちが紹介されています。遠く東北は秋田から「精巧堂印刷所」さんという町の印刷やさんが、お仕事のかたわらにこうした素敵な雑誌を作っておられます。精巧堂さん、ありがとう。 いまはこころを病んでいる人が、多い時代です。そのこころと出会うたびに、わたしはおさなごと出会う気持がしています。栗スプーンもそういうおさなごとであったような、おさなごがひとり救われた思いがしたのです…。 ![]() More・・・ ■
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by sechanco
| 2009-10-25 14:19
| ミヤオ・リターンズ
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![]() 「あ。」他、詩4篇搭載のメルマガ「詩の直送便☆The Miyao Terms」第7号、 明日配信!どうぞよろしく。 ★詳細・手続き等はこちらをクリックしてください。――是非。★ケータイもOKです。 小さな子どもも、ヤンキーなお兄さんも、「あ。」と 同じ声をあげるのですね。蝶々には――。 きれいな声です。清らかで―― 小さな紋黄蝶を見つけたときは、小さな幸福を見つけたようにうれしい 今日この頃です。良いお天気。良い週末を。(^_^)/~~ ■
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by sechanco
| 2009-10-23 14:54
| ミヤオ・リターンズ
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![]() ただ。先日の、生(なま)ストラディバリウス の衝撃がいまだ消えない。ライブだったので、よけい空気を震わせて直に感じてしまったのだろう。 それに、その前に普通のバイオリンの演奏があったので、歴然としたモノの差が判りやすかった。 「壊れている・破れている」――なぜか、まずそんな驚きが身に走った。 そして空港の行き先掲示板(なんて言うのかな。あれ)の文字が忙しく変わるように、「あ」が「嗚呼」に、「泣く」が「啼く」に、「歌う」が「謳う」に、ぱたぱたぱたっと漢字変換される感じがした。いままで、理解していたものが、いままでと別のものに変わっていくのだ。 バイオリン弾きが弓を持った腕をぴんと立てて、その腕をつーーーっと引き下ろすと、涙袋(涙腺)が縦にすーーっと裂かれていって、すすり泣くというより、いきなり号泣してしまいそうになり、衝動をおさえるのに焦った。直下直撃だった。 そして。 ずーっとあれは何だったのだろう。あの驚きの音色の体験はと、ことあるごとに思い出し。ずっと臨場感には欠けるが、アイポッドに演奏のCDを入れて、聴きながら散歩していて、ふと思いついた。というか思い出したのだ。 「たてつけ、だ」――あれは、建て付けの悪さだと。 田舎の旧い家には、ときどき建付けの悪い「木の引き戸・あるいは開き戸」がある。それは、開け閉めのたびにひどい音がした。力はいる し音はひどいしで、閉口するが、しかし、その家の音、生きたその家の刻んだ歴史のたて るなまの音、ほんとうを告げる音だった。 よそ者がじたばたしていると、その家の年寄りが「ちょっと変わってごらん」と、こちらを押しのけて、どこかの勘所をトンとやると、そのやっかい物はいともかんたんにすっと開いてみせてくれたりする。そのとき永年ともに暮らし、気持が通い合い思いが通じ合ったもののみが互いに出し合うあまやかな蜜のような存在を感じとれた。よろしい、あなたになら、こころをゆるそう、みをまかそう、しかし、そんじょそこらのものには、びくともさせない。そんな蜜のながれるような密約の存在を――。 もし、この世に、最高に建付けの悪い家があり、しかし最高に勘所をとらえた者が、押したり引いたりをするたびに、最高にいい音色を出してしまう扉があるとすれば・・・それが、ストラディバリウスだ。 「たてつけの悪さが生んだ奇跡の音」それこそが、わたしの感じ取った、 ストラディバリウスの、正体だ。 あのバイオリンは病んでいる。 それなのに、なんて美しい病気だろう。 そんなものが、この世には、 ある。 ![]() More? ■
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by sechanco
| 2009-10-22 12:07
| ミヤオ・リターンズ
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![]() ![]() ![]() ![]() こちらは、先日も紹介しましたが草木染の春田香歩さんの作品。下はサクラの落ち葉で染めた洋服。スカーフはもう少し実際は淡いクリーム色ですが「榎(えのき)」の葉っぱで染めたもの。わたしもひとつ、これを買いました。紋黄蝶が首の周りに飛び回っているようなやさしくて可愛い色です。今も首にまいているのですがほんわりと暖かくて気持がやわらかになります。自然の色はそういう和みをもたらせてくれますね。 「榎」というのが特に気に入ったのです。「木へんに夏」と書いて文字はしゃれているのに、木を見るとほんとにつまらない木(笑)なのです。ただ横に枝をはってうっそうと葉を繁らせ木陰を大きくして、「なにかいいことあるの?というような木だね」というと「実がなるんだよ」とのこと「あ、ほんとだ。でも実もぱっとしない実ねえ」とわらうと「ぱっとしないから、いいんだよ。小鳥たちは安心して実を食べられる」「ひとにも採られずに」「そう、だから人にはぱっとしなくても」「小鳥にはすごくうれしい、良い木なんだ。」「枝もいっぱいあって」「とまって休めるし」「葉っぱが多くて」「隠れられる」・・・そんな話をしているうちに、いつの間にかすっかり「小鳥には良い木の榎」のファンになっていて(笑)。つい買ってしまった「榎」で染めたスカーフです。 ![]() こういう暖かい仲間に支えられ、教えられて、わたしもほそぼそと詩を書き継いでいけているのです。どうもありがとう。 ■
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by sechanco
| 2009-10-11 13:35
| ミヤオ・リターンズ
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![]() さて、ここから長い話をしようか、やめようかと思うが。 このカインとアベルの物語を見ながら、「おのれの罪を知ることのむつかしさ」と「敵(あいて)を作らなければパワーが出しにくい」という、とても「光と影」によく似た、にんげんの性(さが)を垣間見てしまう、おもいもある。そのひとりの人間の併せ持つ「特長」が、案外お隣同士の「日本と韓国」の関係の根にもあるように感じるのだ。 More ■
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by sechanco
| 2009-10-10 15:58
| ミヤオ・リターンズ
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